「ペラルゴニウム」という花をご存知でしょうか。
「ペラルゴニウム」は南アフリカ原産のフウロソウ科ペラルゴニウム属の常緑多年草で、ゼラニウムによく似た艶やかな花を咲かせます。
和名を夏咲天竺葵(ナツザキテンジクアオイ)といい、春から夏に様々な花色で目を楽しませてくれます。
今回はそんな「ペラルゴニウム」の花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「ペラルゴニウム」の花言葉「あでやかな装い」
「ペラルゴニウム」の花言葉ひとつめは「あでやかな装い」です。
よく似た「ゼラニウム」より大振りで、ストライプやブロッチなど変化に富んだ花をつけるためこの花言葉が付けられました。
おしゃれな女性や華やかなパーティなどに贈るのにふさわしい花と言えるでしょう。
「ペラルゴニウム」の花言葉「君ありて幸福」
「ペラルゴニウム」のもうひとつの花言葉に「君ありて幸福」があります。
これはよく似た「ゼラニウム」と共通の花言葉で、いつもそばで綺麗な花を咲かせてくれることに由来しています。
苦楽を共にしたご夫婦の記念日に、いつも寄り添ってくれるパートナーに、「ペラルゴニウム」の鉢植えをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
赤い「ペラルゴニウム」の花言葉「憂鬱」「メランコリー」
「ペラルゴニウム」は姿かたちが似ていることから「ゼラニウム」と混同されてきた歴史があります。
なので花言葉もゼラニウムと共通のものが多いのですが、「憂鬱」「メランコリー」もそのひとつ。
オルコットの「若草物語」で、次女のジョーの失恋と末っ子のエイミーの結婚に赤い「ゼラニウム」が関係しているため、この花言葉が付けられました。
華やかな花ですが、贈り物にする際はネガティブな花言葉があることに注意してください。
紫の「ペラルゴニウム」の花言葉「尊敬」
紫は王族や貴族といった高貴な人が身につける色とされてきたことから、紫の「ペラルゴニウム」にも「尊敬」という花言葉が付けられました。
恩師や先輩、両親への贈り物にぴったりな花言葉といえます。
まとめ
「ペラルゴニウム」の開花時期は4月から8月頃まで。
花も二重やフリル状のものなど変化に富み、花色もさまざまなものがありますので選ぶのが楽しい花といえます。
お世話になったあの人の雰囲気にぴったりな「ペラルゴニウム」の花を探してプレゼントしてみてはいかがでしょうか。