垂れ下がった花穂が可愛い「ベニヒモノキ(紅紐の木)」は、トウダイグサ科エノキグサ属の落葉樹です。
インド、マレー諸島原産で、園芸用として流通しています。
花は垂れ下がった赤い穂を作り、最大で50cm程まで伸びます。
花期は6月から10月です。
今回は、「ベニヒモノキ」の花言葉について解説します。
「ベニヒモノキ(紅紐の木)」の花言葉
「愛撫」「気まま」「偽りのない心」「誠の救世主」といいます。
大袈裟な言葉もありますが、何となく芝居がかったオチも付きそうな並びです。
真面目な場面より、親しい間柄の贈り物に向く花言葉です。
「愛撫」
愛撫とは優しく撫でる事を意味しますが、この花言葉は同属の「エノキグサ」にも付いています。
共通点は花穂で、フワフワ撫で心地の良さそうなところです。
とにかく可愛がりたい孫への贈り物へ添えるのに向く花言葉です。
ペットショップのディスプレイにも良いでしょう。
セクシャルな意味に取られる場合があるため、大人へ贈る時は、別の花と合わせるなど工夫しましょう。
「気まま」
「ベニヒモノキ」の花穂は、猫の尻尾にそっくりです。
猫と言えば我が儘で気分屋、そんなイメージから付いた花言葉です。
自分の気分のままに行動する親しい友人や恋人へ贈るのに向く花言葉です。
思いついた時に短時間やれば効果が出る運動器具の商品イメージにも使えます。
この花言葉が合わないのは、指示などにきっちり従う人です。
たまには気を抜いて欲しいという意味なら、何の指示なく休みを与えた方がリラックス出来ます。
「気ままにしろ」と伝えると、「後から何をしたかレポートでも求められるのか」と気にしてしまいます。
「偽りのない心」
猫の「気まま」のイメージから引き続く花言葉です。
猫は自由気ままで、自分の心を曲げてまで人に従ったりしないという想像から付いた花言葉です。
一方、花穂がだらりと垂れた様子を、どこにも力が入っておらず、何も格好を付けない率直な気持ち、としても意味が合います。
プロポーズに向く花言葉です。
何かしら相手に率直にメッセージを伝える時に添えても良いでしょう。
「誠の救世主」
救世主は世界を救います。
ですが、世界が救われたとしても、日常の苦しさは何かしらやって来るものです。
そんな時、尻尾を触らせてくれるほど懐いた猫がいれば、あなたの魂は奥底から癒やされ、真に救われるでしょう。
そんな冗談めかしたイメージから付いた花言葉です。
何かを助けてくれた親しい友人や同僚へ贈るのに向きます。
単に猫好きに贈るのも良いでしょう。
但し、扱いに気を付けないと、すぐにじゃれつかれ、ボロボロにされます。
まとめ
「ベニヒモノキ」の花は、独特で可愛らしいものです。
花言葉を知れば、更に愛らしく感じられるでしょう。
花をより近くに感じさせてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。