鳥の頭のような「ヘリコニア」は、オウムバナ科オウムバナ属の多年草です。
熱帯アメリカから南太平洋諸島に分布し、鑑賞用として流通しています。
花は垂れ下がった茎に交互に多数連なり、それぞれがオウムの嘴のような苞に包まれています。
色は赤から黄色、緑で、花期は6月から11月です。
今回は、「ヘリコニア」の花言葉について解説します。
「ヘリコニア」の花言葉
「独特な個性」「風変わりな人」「注目」「脚光」といいます。
いずれも特徴的な見た目から連想される言葉で、良い意味で個性のある人への贈り物に向きます。
「独特な個性」
「ヘリコニア」の、オウムの頭のような、カニの爪のような、個性的な花穂から付いた花言葉です。
人間、どんなに無個性に見えても、何かしら個性はあるものです。
敢えて「独特」と付くからには、他の人になかなかない、目立った個性がある人という事になります。
人間、自分と違い過ぎる人は排除しがちですが、そういう人と接しないと視野は広がらないものです。
独特な個性の友人へ贈ったり、独特な個性を持つ人と友人になるために贈るのに向く花言葉です。
「風変わりな人」
こちらも由来は同じです。
風変わりというのは、異様とか異質よりも、ずっと柔らかい表現です。
受け容れるには差し支えないけれど、少し変わっている、という人へ贈るのに向きます。
尚、あなたが誰かを風変わりだと思っても、生まれた場所や受けた教育が違うだけという可能性があります。
狭い知識で拙速に結論付けず、相手をじっくり理解する態度が必要です。
「注目」
特徴的な花に、皆が注目するところから付いた花言葉です。
注目を好まない人もいますが、見て欲しい場合や相手というものもあります。
良い理由があって注目を集めている時は、贈っても差し支えないでしょう。
悪い意味で注目されている場合、そこを敢えて指摘する必要はありません。
それでも味方になるつもりなら、気持ちを伝えるだけで充分です。
「脚光」
脚光とは舞台前面床にある照明の事で、フットライトともいいます。
単に注目されるだけでなく、舞台に上がり、脚光を浴びる人気者のイメージです。
大きな成功で、皆に評価されるようになった人へ贈り祝うのに良い花言葉です。
言葉の意味から分かるように、悪い意味で目立っている人には使いません。
まとめ
「ヘリコニア」は特徴的で存在感のある花です。
花言葉を知れば、そう感じたのがあなただけではない事にも気づけるでしょう。
花を飾った人の気持ちにも触れられる、花言葉を是非参考にして下さい。