「プリムラ・オブコニカ」という花をご存じですか。
別名「トキワザクラ(常盤桜)」とも呼ばれ、冬の寒い時期に豊富な花色で目を楽しませてくれる植物です。
中国を原産とするサクラソウ科サクラソウ属の多年草もしくは一年草で、日本には明治初期に伝わってきました。
今回はそんな「プリムラ・オブコニカ」の花言葉についてご紹介します。
「プリムラ・オブコニカ」の花言葉「初恋」
「プリムラ・オブコニカ」の花言葉ひとつめは「初恋」です。
これは「プリムラ」が春に先駆けて花を咲かせるため、初めての恋の象徴とされたことに由来します。
「プリムラ・オブコニカ」の花期は2月から5月。
ちょうど学校の入学時期にも重なるため、学校の花壇で見かけた人も多いかもしれません。
お部屋に「プリムラ・オブコニカ」の鉢植えを飾って、初恋の甘酸っぱい気持ちを思い出してみてはいかがでしょうか。
「プリムラ・オブコニカ」の花言葉「青春」
「プリムラ・オブコニカ」の花言葉ふたつめは「青春」です。
これも「プリムラ・オブコニカ」が早春に花を付けること、熱く燃え上がる夏の前に花の時期を終えてしまうことから付けられました。
花色もサクラソウ科らしい優しい色合いが多いので、お子様のいるご家庭や教室に飾るのにぴったりです。
「プリムラ・オブコニカ」が楽しい「青春」の日々を彩ってくれるでしょう。
「プリムラ・オブコニカ」の花言葉「しとやかな人」
「プリムラ・オブコニカ」には「しとやかな人」という花言葉もあります。
これは「プリムラ・オブコニカ」の花色がピンクや薄紫、白など上品な色が多いところから付けられました。
寒い風にも負けず、茎を伸ばして割いている姿は美しさの中にも凛とした強さを感じさせます。
女性への早春の贈り物に、彼女のイメージに合う花色の「プリムラ・オブコニカ」を選んでみてはいかがでしょうか。
「プリムラ・オブコニカ」の豆知識
「プリムラ・オブコニカ」はとても愛らしい花ですが、直接手で触れるとかぶれることがあります。
これは「プリムラ・オブコニカ」の葉や茎に細かい毛が生えており、そこにプリミンというアルカイドを含んでいるためです。
品種改良の結果プリミンを含まない花も流通してきていますが、「プリムラ・オブコニカ」のお手入れの際には念のため手袋を忘れないようにしてください。
まとめ
「プリムラ・オブコニカ」は花の少ない時期に優しいカラーリングで目と心を楽しませてくれる植物です。
冬のガーデニングに「プリムラ・オブコニカ」の花を育ててみてはいかがでしょうか。