「プラトニック」とは、主に肉体的なものにとらわれず、精神的に純粋に相手を思う事を指します。
語源となった「プラトン」を真似るのは難しいため、ある程度曖昧な主観的イメージで問題ありません。
「プラトニックな愛」という花言葉の花は、心で固く繋がっている恋人へ贈るのに向きます。
「プラトニックな愛」の花言葉を持つ花
「プラトニックな愛」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「ミモザ(アカシア)」
マメ科アカシア属の総称で、黄色い花を咲かせます。
ネイティブ・アメリカンに、恋の告白として「ミモザ」の花を贈る、という風習があった事から、「プラトニックな愛」という花言葉が付きます。
彼らの関係が実際にプラトニックであった、というより、若者同士の恋の純粋さというイメージです。
他の花言葉は「純潔な恋」「秘密の恋」「気まぐれな恋」「愛情」「友情」「優雅」です。
恋か友情か伝わりにくい時は、カードなどで伝える言葉を限定すると誤解がありません。
「プラトニックな愛」と似た意味の花言葉を持つ花
「プラトニックな愛」に似た意味の花言葉を持つ花は、複数見られます。
「ミソハギ(禊萩)」
ミソハギ科ミソハギ属のピンクの花です。
穢れを洗い流す「禊ぎ」を名前に持ちながら、恋愛をイメージさせるピンクの花を咲かせる事から「純真な愛情」「無垢な愛情」「純愛」という「プラトニックな愛」に近い花言葉が付きます。
他の花言葉は「悲哀」「慈悲」「愛の悲しみ」「禊ぎ」「意思の固さ」「切ないほどの愛」です。
先立った愛する人へのお供え物に向きます。
「タンポポ(蒲公英)」
キク科タンポポ属のお馴染みの黄色い花です。
野に咲く素朴な花である事、太陽に真っ直ぐ伸びる事、綿毛が真っ白で混じりけがない事などから「真心の愛」という花言葉が付きます。
「プラトニックな愛」は、純粋さを重視するため、近い意味の言葉と言えるでしょう。
他の花言葉は「愛の神託」「幸福」「また逢う日まで」「楽しい思い出」などです。
卒業で遠距離恋愛になる恋人に贈る場合、次に逢う事を約束してから贈らないと、別れ話と思われるので注意が必要です。
まとめ
「プラトニックな愛」という花言葉を持つ花は「ミモザ」です。
似た意味の花言葉を持つ花として「ミソハギ」「タンポポ」があります。
「プラトニック」は、厳密な意味は難しくなるため、気持ちの純粋さに着目して贈ると良いでしょう。
