古代ギリシャでも愛された「プラタナス(スズカケノキ)」は、スズカケノキ科スズカケノキ属の落葉樹です。
北半球に自生し、日本へは明治時代に渡来しました。
花は小花が集まった球状で、雄花は直径1cm程の黄色、雌花は直径1. 5cmほどの淡緑で、花期は4月から5月です。
果実も球状で、くずすと種が付いた綿毛が現れます。
今回は、「プラタナス」の花言葉について解説します。
「プラタナス(スズカケノキ)」の花言葉
「天才」「天稟」「非凡」「好奇心」といいます。
いずれも方向性が近い花言葉です。
これは、「プラタナス」が古代ギリシャ、ローマで、アカデミーに植えられ、プラトンやアリストテレスなど偉大な哲学者が、木陰で講義した事からイメージされています。
「天才」
天から与えられた才を持つ哲人達のイメージから付いた花言葉です。
天才というと、努力と対比されがちですが、「天才なので努力を怠る」というのは、創作で実力の劣る主人公を勝たせるための方便です。
現実では普通に良い言葉と解釈しましょう。
才能に溢れる人を讃えて贈ったり、何かしら才能を持って欲しいという意味で子供に贈るのに向きます。
この花言葉が合わないのは、何も成し遂げなかった人です。
「今は本気出していないだけ、本当は凄い才能がある」というのは、命題だけで証明していない状態です。
「天稟」
これで「てんぴん」と読ませます。
「稟」は「授かる」という意味になり、天から才能を授かった人という事です。
天才と意味は同じですが、やや「天から授かった」要素が強く、努力の及びにくい部分に長所を持つ人へ贈るのに向くでしょう。
「非凡」
天賦の才能は、凡人のスケールからははみ出し、目立っていくものです。
「凡人の方が幸せ」という考え方もありますが、手に入らないものを悪く言う心の防衛機制です。
優れた素質を見せる人などへ贈り応援するのに向きます。
「普通の人ではない」と解釈すると、迷惑行為する人にも当てはまりそうですが、マイナスの意味では使いません。
「好奇心」
こちらは才能より哲学者のイメージから付いた花言葉です。
知的好奇心は学者の燃料のようなものです。
好奇心旺盛で、様々な知識を身に付ける人へ贈るのに向きます。
一方、他人を過度に詮索する、ゴシップ的な好奇心を持つ人は、意味は合いますが肯定しても良い事はありません。
「プラタナス(スズカケノキ)」の豆知識
「プラタナス」の語源はラテン語の「プラティ(広い)」で、幅広の葉から付いたものです。
語感の近い「プラナリア」という生物がいますが、こちらの由来はラテン語の「プラン(平たい)」で、微妙に異なります。
別名の「スズカケノキ(鈴掛の木)」は、果実が鈴を掛けているように見えたという説と、山伏の玉のような装飾を付けた「結袈裟」と、衣装部分の「鈴掛」が混同したという説があります。
まとめ
「プラタナス」は街路樹としてよく知られる樹木ですが、有り触れていて見過ごす事もあるかも知れません。
花言葉を知れば、その下で深く語らう気にもなるでしょう。
植物との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。