「ブルースター」はキョウチクトウ科ガガイモ亜科ルリトウワタ属(トゥイーディア属)の多年草です。
南アメリカ原産で、鑑賞用として流通しています。
花は花弁5枚で、色は薄青色から濃青色を経て紫青に変わります。
花期は5月から10月です。
今回は、「ブルースター」の花言葉について解説します。
「ブルースター」の花言葉
「幸福な愛」「信じ合う心」といいます。
いずれも良い意味で、贈り物に向きます。
一方、不幸な場面やおみまいには場違いです。
「幸福な愛」
西洋には、結婚式の時、花嫁が「4つのもの」を身に付けると幸せになれるという言い伝えがあります。
日本では「サムシングフォー」と呼ばれますが、これは和製英語で、英語では「サムシングオールド」などの呼び方をされます。
『マザー・グース』に由来があり、その4つの内訳は「古いもの、新しいもの、借りたもの、青いもの」です。
何故唐突に「青いもの」が出たかといえば、これは「聖母マリア」のシンボルカラーが青だったためです。
ここから、青い「ブルースター」はしばしば結婚式で使われ、この花言葉も出来たのです。
結婚式のブーケやディスプレイに向きます。
子供が生まれた友人に贈っても良いでしょう。
部屋に飾れば、愛情や幸せが訪れるという験担ぎになります。
この花言葉が合わないのは、離婚直後など、結婚に悪いイメージがある人です。
言葉自体に直接の意味はありませんが、結婚のニュアンスは想像しやすく、感づかれるでしょう。
「信じ合う心」
こちらも結婚のイメージから付いた花言葉です。
疑い合う相手と結婚は出来ません。
信用出来ない人と鍵の内側にいるというのはナンセンスな事です。
やはり、結婚に向く花言葉です。
企業間提携の会議場のディスプレイにも良いでしょう。
信頼によって取引が成り立つ、フリマアプリのインターフェイスデザインにも使えます。
この花言葉が合わないのは、一方だけが信じている時です。
相手にも信じて欲しいという気持ちがあるなら、言葉ではなく態度で信じさせましょう。
「ブルースター」の豆知識
「ブルースター」は、青色(ブルー)の5枚の花弁が星形(スター)を思わせるところから付いた名です。
「オキシペタラム」という別名もありますが、これはルリトウワタ属の学名で「オクシ(鋭い)」「ペタロン(花弁)」を合わせたものです。
和名では「瑠璃唐綿」の名が付いており、「瑠璃」が花色で、「唐綿」は種の周りに綿状の毛が付く事が由来です。
まとめ
「ブルースター」は、形良く美しい花です。
花言葉を知れば、更に好ましく感じられるでしょう。
花を彩り良く見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。