「フユノハナワラビ」は、ハナヤスリ科ハナワラビ属の冬緑性のシダ植物です。
海外ではインド以東、国内では本州から九州にかけて分布し、日当たりの良い山地から道端にも生育します。
「ハナ」と名が付きますが、シダ植物のため、花はつけません。
代わりに秋から冬にかけ、胞子葉を伸ばし、上部に球状の胞子嚢を穂状につけます。
今回は、「フユノハナワラビ」の花言葉について解説します。
「フユノハナワラビ」の花言葉
「再生」「再出発」といいます。
どちらも基本的に良い意味なので、何かしらやり直して頑張ろうとする人に贈るのに向きます。
初挑戦の人に対しては、失敗を暗示するため向きません。
「再生」
「フユノハナワラビ」が、春には地上部分が枯れてしまうけれど、秋に葉が再び出る事から付いた花言葉です。
重病などで先が危ぶまれたところから回復した人に向く花言葉です。
素行が悪かったけれど持ち直した人にも合います。
電気機器などの修理店のイメージにも使えます。
動画再生機能が多彩で使いやすいサイトのインターフェイスデザインにも良いでしょう。
この花言葉が向かないのは、悪いものを繰り返す人です。
再生は、より良い状況になる事を含みます。
「再出発」
こちらも「フユノハナワラビ」が地上から消え、また生える様子から付いたものです。
再婚した親しい友人へ贈るのに合う花言葉です。
転職した人にも向くでしょう。
昔、諦めた夢をもう一度追い始めた人にも合います。
社名を変えた会社の説明資料デザインにも向きます。
スマホの待ち受けにして、中途半端で終わらせた事に、もう一度取り組もうと決心するのも良いでしょう。
この花言葉が合わないには、完全に心機一転して昔の事を忘れたいと思う時です。
忘れたい過去を敢えてほじくり返す事はありません。
「フユノハナワラビ」の豆知識
「フユノハナワラビ」は「冬の花蕨」と書きます。
これは胞子葉を、花に見立てたものです。
「ワラビ」と「フユノハナワラビ」は科から違う別種で、姿が似ているため付いたものです。
ワラビ同様、胞子葉を食べる事は一応可能です。
その他、全草に生薬としての用途があり「陰地蕨(いんちけつ)」の名を持ちます。
まとめ
「フユノハナワラビ」は、独特の姿をした植物です。
花言葉を知れば、更に興味が増すでしょう。
植物との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。