「フトイ(太藺)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「フトイ(太藺)」の花言葉とは? 花言葉

聞き返してしまいそうな名の「フトイ(太藺)」は、カヤツリグサ科「フトイ」属の多年草です。

海外では、中央アジア以東から北アメリカ、国内では全域に分布し、池沼や湿地に生育します。

花は白く、枝分かれした花茎の先で小さい穂になり、花期は5月から8月です。

今回は、「フトイ」の花言葉について解説します。

「フトイ(太藺)」の花言葉

「肥大」「豊満」「無分別」「品位」があります。

良い意味と悪い意味が混じるため、人へ贈る時は意味を明らかにしましょう。

不特定多数が集まる場で飾る時は、他と合わせて意味を広げた方が良いでしょう。

「肥大」

「フトイ」の名前の由来は、「イグサ(藺草)」に似て茎が太い事です。

イグサは2mm未満ですが、「フトイ」は20mmにもなるため、太いのは間違いありません。

「イ」の方は、イグサに似て水辺に生え、茎が真っ直ぐなところから付いたもので、品種としては別物です。

イグサの茎が太ったように見える事から、この花言葉は付きました。

本来悪い意味とは限らないのですが、病巣などの説明にしばしば用いられるため、現在では「機能不全を起こす程に膨らんだもの」というイメージがあります。

現実の人には使わず、創作のキャラクタや組織などの描写に用いるのが良いでしょう。

「豊満」

太い茎から付いた花言葉です。

こちらは太くてもポジティブなイメージです。

肉感的で美しい人へ贈るのに向きます。

この花言葉が合わないのは、体重を気にしている人で、軽い関わりなら、使うのを避けた方が無難な花言葉です。

但し、あなたが相手の体型を美しいと確信し、今後深く付き合うつもりなら、たっぷりの褒め言葉と一緒に投げかけましょう。

「無分別」

湿地ならどこにでも生え、国や場所を選ばないイメージから付いた花言葉です。

「分別」は物事の常識的な判断を意味し、これがないのでは、ならず者でしかありません。

悪口になるので、現実の人間に使うには向かない花言葉です。

ルールが緩いプロレス興業や、乱入上等の討論会などの宣伝イメージには使えます。

「品位」

「フトイ」は直線に面白さがあり、太く扱いやすいところから、生け花に利用されます。

畳に使われ、人に踏まれるイグサとの対比で付いた花言葉です。

言動が上品な人へ贈るのに向きます。

高級感のある店内に飾るのも良いでしょう。

スマホの待ち受けすれば、自分の振る舞いを省みるタイミングも作られます。

この花言葉が合わないのは、上品な事に極度のコンプレックスを持つ人です。

無理に勧める事もありません。

まとめ

「フトイ」は水辺に生え、風景の一部として見逃しがちな植物です。

花言葉を知れば、興味が深まり、その存在にも気づけるでしょう。

風景の解像度を上げてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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