「フウセンカズラ(風船葛)」はムクロジ科フウセンカズラ属の一年草です。
紙風船のような丸くかわいらしい果実を付けるという特徴があり、日本では主に観賞用またはグリーンカーテン用に栽培されます。
花は白色の小さなもので、開花期は7〜9月。
ただし花の観賞価値はあまり重要視されていません。
一方、黒くて丸い種には白いハート形の模様があるためか、こちらもかわいらしいと評されています。
「フウセンカズラ(風船葛)」の花言葉
「フウセンカズラ(風船葛)」の花言葉は「一緒に飛びたい」「自由な心」です。
これらは風船を思わせる形の果実からきていると言われています。
「一緒にいたい」というような花言葉を持つ花はいくつもありますが、「一緒に飛びたい」という花言葉はかなりユニーク。
例えば互いに切磋琢磨する関係にあるカップルやこれからお店を始める夫婦などにはぴったりでしょう。
また「自由な心」は汎用性のある花言葉ですが、特に想像力の強さが仕事の成功に繋がるクリエイターや固定観念にとらわれないことが時に重要になる研究者などといった職業の方にはぴったり。
さらなる時間的自由や精神的自由を求める方にもおすすめです。
「フウセンカズラ(風船葛)」の豆知識
「フウセンカズラ(風船葛)」は非常に育てやすい植物です。
ただしつる植物なので、支柱やネットのようなつるを支えるためのものを用意してやる必要があります。
また日当たりの良い場所や水はけの良い土を用意し、水をたっぷりと与えるようにすると元気に育てることができるでしょう。
ちなみに暑さに強く寒さに弱いという性質がありますが、夏に楽しむ一年草なので寒さに弱いことはほとんど問題にはなりません。
おまけに多くの病害虫に強く、注意すべきものはせいぜいハダニ程度です。
ゆえにガーデニング初心者やお子様の夏休みの自由研究などにも安心。
市場での入手性が良いのも嬉しい点です。
まとめ
「フウセンカズラ(風船葛)」は主に紙風船のような形の果実を見て楽しむつる植物で、暑さや病害虫にも強く非常に育てやすいという特徴もあります。
花は白くて小さなものが咲きますが、花の観賞価値はあまり重要視されません。
なお花言葉は「一緒に飛びたい」「自由な心」というもの。
これらはその果実が風船をイメージさせることからきているものです。