「フィカス・ベンガレンシス」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「フィカス・ベンガレンシス」の花言葉とは? 花言葉

観葉植物として人気の「フィカス・ベンガレンシス」は、クワ科フィカス属(イチジク属)の常緑樹です。

インド、スリランカ、東南アジア原産で、他の樹木に絡みついて成長した後、気根を地面へ伸ばし、新たな幹を作る性質があります。

これによって、宿主にされた樹木を覆い尽くして枯らす事もある、「絞め殺し植物」の1種です。

花はイチジク同様、壺型の「花嚢」内部で咲き、赤い果実を実らせます。

今回は、「フィカス・ベンガレンシス」の花言葉について解説します。

「フィカス・ベンガレンシス」の花言葉

「永遠の幸せ」「長寿」といいます。

良い意味の言葉が揃い、幸せを願う贈り物に向きます。

「永遠の幸せ」

同属の植物にしばしば「永久の幸せ」という花言葉が付きますが、単なる表記揺れではありません。

永遠と永久は同じもののようですが、永遠の方がより観念的なものに使われる言葉です。

「永久保証」とは言っても「永遠保証」とは言わない事からも理解出来るでしょう。

「永遠」の由来は、「フィカス・ベンガレンシス」「ベンガルボダイジュ(ベンガル菩提樹)」の別名がある事に因ります。

「菩提」とは、仏教の「悟りの境地」を意味する言葉で、仏陀が木の下で悟りを開いた事から、「菩提樹」の名が付きました。

正式な菩提樹は「インドボダイジュ(印度菩提樹)」ですが、近縁の「フィカス・ベンガレンシス」も、仏教的な意味を持つとされています。

定まらない形が「輪廻転生」に喩えられ、大きく広がり木陰を作る姿は「菩提心(悟りを求める心)」に喩えられます。

仏教における悟りは、輪廻転生から抜け出し、極楽浄土で永遠に過ごすためのものですから、「永遠の幸せ」という花言葉になった訳です。

未来永劫、幾度生まれ変わっても一緒にいたいと思う配偶者や、無二の親友などへ贈るのに向きます。

「長寿」

こちらも菩提樹のイメージから付いた花言葉です。

長寿でいて欲しい、関係の良い両親や恩師、高齢の友人などへ贈るのに向きます。

キャラクタと完全に同化している大御所声優へのファンレターに、画像で添えても良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、自分よりも年下の人です。

「こちらが見送る方では?」と思われるだけで、あまり上手く伝わりません。

まとめ

「フィカス・ベンガレンシス」は、葉も樹形も個性のある木です。

花言葉は、そこに更に、飾った人の気持ちも託せます。

植物をより意味深く見せる、花言葉を是非参考にして下さい。

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