「ピンクのアナスタシア」は、キク科キク属の園芸品種「アナスタシア」のピンク花品種です。
真っ直ぐな花弁(舌状花)だけで構成された中型サイズの洋ギクです。
今回は、「ピンクのアナスタシア」の花言葉について解説します。
「ピンクのアナスタシア」の花言葉
「高貴」「高潔」「復活」「甘く淡い夢」などがあります。
方向性の違う言葉が揃うため、贈る時は意図を明らかにしましょう。
深読みする人には合いません。
「高貴」
キクが、日本の国章や、葬儀など、重要で権威のある場で使われる事から付いた花言葉です。
真っ直ぐな茎の先にボリュームと繊細さを備えた花が咲く様子からも理解しやすいでしょう。
気品に溢れ、誇り高い人へ贈るのに向きます。
「高潔」
こちらもキクの花言葉です。
汚れたものこそが、嘘がなく気高いという考え方もあります。
けれど、結局のところ、それは逆説的な表現に過ぎません。
ほとんどの人間は、汚れれば染まります。
高みにあって清潔さを保ち、それを自分の責務として理解出来る人へ贈るのに向く花言葉です。
「復活」
アナスタシアの花言葉です。
アナスタシアの語源は「アナスタシス(立ち上がる)」である事から、倒れた人が再び立ち上がるイメージです。
「目覚め」も同じ由来で付いています。
西洋に共通する感覚としては、「イエス・キリスト」の復活の意味になります。
調子を崩しているチームメイトへ贈るのに向く花言葉です。
不幸の場では悪い冗談にしかならないので向きません。
絶対やめましょう。
「甘く淡い夢」
「ピンクのアナスタシア」固有の花言葉です。
ピンクのキクの花言葉は「甘い夢」なのですが、「目覚め」と合わさるので、すぐ起きてしまう花言葉になっています。
ピンクの甘やかなイメージと、ピンと張って今にも起きそうな花弁のイメージとも合います。
夢は甘さを伴います。
寝て見る夢は柔らかな眠りの甘さ、起きて見る夢は輝かしい希望の甘さです。
夢を「本物ではないもの」と考えてはいけません。
人の意識は主観で成り立っており、客観的に存在するかは関係なく、「甘さを感じた」という事実は変わらないのです。
恋人へ贈り愛情を伝えるのに向きます。
部屋に飾るにも合います。
机より枕元の方が良いでしょう。
まとめ
「ピンクのアナスタシア」は柔らかな色で美しい花です。
花言葉を知れば、一層好ましく感じられるでしょう。
花の色を鮮やかに見せ、心に刻んでくれる、花言葉を是非参考にして下さい。