名前で混乱する「ヒルザキツキミソウ(昼咲き月見草)」は、アカバナ科マツヨイグサ属の多年草です。
北アメリカ原産で、大正時代に鑑賞用として持ち込まれ、野生化しています。
直径5cm程度の花で、白か薄いピンク色の花弁を4枚つけ、十字型の雌しべがあります。
花期は5月から7月です。
今回は、「ヒルザキツキミソウ」の花言葉について解説します。
「ヒルザキツキミソウ(昼咲き月見草)」の花言葉
「自由な心」「清純」「無言の愛」「固く結ばれた愛」などがあります。
恋愛をイメージさせる言葉が揃いますが、誤解を受けやすい表現も混じるため、相手には正しく意味を伝え贈りましょう。
「自由な心」
「ツキミソウ」と同じ花言葉で、白い花が次第にピンク色になる事から付いたものです。
一方、ツキミソウと違い、夜だけでなく昼も咲き続ける事から、自由なイメージがあります。
月だけでなく、太陽とも親しいイメージで、「新しい恋人」という花言葉も付いています。
心のままに振る舞い、恋人が変わる事も多い友人へ贈るのに向く花言葉です。
既成概念に囚われず、様々な分野で業績を残す人にも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、自分で決めた事に囚われ改められない人です。
そこが長所になる場合もあるので、無理に改める必要はありません。
「清純」
白や淡いピンクの花色から付いた花言葉です。
心が清らかで純粋な友人や恋人へ贈るのに向きます。
水を綺麗にする機械の宣伝イメージにも使えます。
この花言葉が合わないのは、成熟した魅力を持つ人です。
清いままでは成熟には至りません。
ブランデーも寝かせて色が付くものです。
「無言の愛」
真上を向いて堂々と主張するのではなく、やや首を傾げたような花の姿は、恋人の顔をじっと見て目で物を言うよう。
そんなところから付いた花言葉です。
「奥深い愛情」という花言葉も同じ由来です。
あまり主張しないものの、その振る舞いや視線から愛情の深さが伝わる恋人や配偶者へ贈るのに向きます。
芸能人やアニメ作品などの隠れファンである友人にも合っています。
音を立てずに温めるカイロの商品イメージにも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、激しく愛情を主張する人です。
風情は欠けますが、悪い事ではありません。
「固く結ばれた愛」
一晩でしぼんでしまうツキミソウには「うつろな愛」という言葉が付いていますが、「ヒルザキツキミソウ」は数日花が保ちます。
そんな対比から付けられた花言葉です。
愛情で深く結び付いた恋人や配偶者へ贈るのに向きます。
家族愛として、庭に植えるのも良いでしょう。
「結ばれた」の辺りから、おむすび専門店のイメージにも使えます。
この花言葉が合わないのは、恋人を極端に束縛する人です。
そこにあるのは愛ではなく、一方的な支配欲です。
まとめ
「ヒルザキツキミソウ」は可憐な花です。
花言葉を知れば、更にツキミソウとの対比を楽しむ事も出来るでしょう。
花を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。