「ユーケラ(ツボサンゴ)」は、ユキノシタ科「ユーケラ」属の多年草の総称です。
北アメリカ原産で、水はけの良い土地を好み、日陰でも育ちます。
主に葉の色を楽しむカラーリーフプランツで、緑、黄緑、赤、紫、シルバー、斑入りなど様々な品種が作られています。
伸びた花茎に連なった小花を咲かせ、花期は5月から6月です。
今回は、「ユーケラ」の花言葉について解説します。
「ユーケラ(ツボサンゴ)」の花言葉
「辛抱強さ」「きらめき」「繊細な思い」「恋心」があります。
いずれも良い意味の花言葉ですが、そのまま「恋心」という言葉が入るため、特に恋する相手に贈るのに向きます。
その気がない相手に対しては、別の花言葉をはっきり伝えないと誤解を生みます。
「辛抱強さ」
日陰でも育つ「ユーケラ」の性質から付いた花言葉です。
日の当たらない立場でも頑張っている友人や同僚に贈るのに向く花言葉です。
大会のため、辛い練習に耐えるスポーツのチームメイトで贈り合うのも良いでしょう。
丈夫な靴下の商品イメージにも使えます。
すぐに結果は出なくても、ここ一番頑張らなければならない時、部屋に飾り気分を引き締めるのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、既に限界を超えてしまっている人です。
その後も人生は続きます。
すぐに休ませましょう。
「きらめき」
カラフルで艶やかな葉の美しさや、小さく繊細な花がキラキラ輝く光をイメージさせるところから付いた花言葉です。
きらめくような魅力を持つ友人や恋人に贈るのに向く花言葉です。
眩しいばかりの才能を持つ教え子が巣立つ時、お祝い渡しても良いでしょう。
スマホの待ち受けにして、瞳のきらめきを意識するのにも使えます。
あなたが何かしら「きらめき」を見出した相手であれば、誰に贈るにも向く花言葉です。
「繊細な思い」
様々な色や柄に加え、複雑な形をした葉からイメージされる花言葉です。
また、小さく細やかな花の姿からも連想できます。
鋭い感性を持つ友人に贈るのに向く花言葉です。
緻密な作品を作る芸術家にも合います。
友情や尊敬から発展した複雑な恋心の告白にも使えるでしょう。
どんなに単純そうな人でも、心の中は言語化出来ない程度には複雑で繊細なものです。
贈って「自分には絶対合わない」とは言われないでしょう。
「恋心」
繊細な思いの1つを、単純に表現した花言葉です。
恋の告白に添えて贈るのに向きます。
恋人や配偶者に、今の気持ちを伝える為に使うのも良いでしょう。
「ユーケラ(ツボサンゴ)」の豆知識
「ユーケラ」の別目は「ツボサンゴ」ですが、これは丸い花の形を壺に、カラフルな葉をサンゴに見立てたものです。
サンゴは「木のようで色鮮やか」である事から、植物では花以外のカラフルな部分に付きやすい名前です。
まとめ
葉を楽しむ「ユーケラ」は街に馴染みやすく、歩いていると見過ごしがちな植物です。
花言葉を知れば、興味が湧き、足を停め細やかな色合いの違いを楽しむ事が出来るでしょう。
風景に色を増してくれる花言葉を、是非心に留め置いて下さい。
