香り高い「バイカウツギ(梅花空木)」は、アジサイ科「バイカウツギ」属の落葉樹です。
日本原産で、ヨーロッパにも帰化が見られます。
国内では本州、四国、九州に分布し、丘陵や山地に分布します。
花は白い花弁が4枚で長い雄しべを付け、花期は5月から6月です。
今回は、「バイカウツギ」の花言葉について解説します。
「バイカウツギ(梅花空木)」の花言葉
「気品」「香気」「思い出」「仮面」があります。
良い意味が多く、贈り物やお祝いの場に向きます。
深読みする相手には、好意を疑われるため向きません。
「気品」
白梅に似た可憐な花と、オレンジを思わせる爽やかな香りからイメージされた花言葉です。
気品を感じさせる友人や恋人に贈るのに向く花言葉です。
着物レンタルサイトのイメージにも良いでしょう。
部屋に飾り、自分の品性を再確認するのにも使えます。
この花言葉が合わないのは、他人の振る舞いを値踏みする人です。
人を気にしてキョロキョロする様子は、エレガントではありません。
「香気」
花にオレンジのような香りがあり、香水の材料にもなる事から付いた花言葉です。
香水の趣味が良く、いつも良い香りを漂わせる友人へ贈るのに向きます。
この花言葉が合わないのは、体臭を病的に気にしている人です。
精神的なもののため、そうと分かったら話題にしてはいけません。
「思い出」
香りが思い出を呼びさますという俗説や、葉の香りで酩酊のような気分になる人がいる事から付いた花言葉です。
思い出を共有する友人や恋人に贈るのに向きます。
結婚記念に自宅に植え、素敵な思い出が重なっていく事を願うのも良いでしょう。
この花言葉が案外合うのは初対面の人です。
「これから良い思い出を作っていきましょう」と伝えれば、良い意味で贈られます。
「仮面」
「バイカウツギ」は英語で「モック・オレンジ(偽オレンジ)」と呼びます。
花の形や香りから付いたものです。
そもそも「バイカウツギ」という名前も、梅とは何も関係ないのに見た目で付いています。
このように表に見せるものと中身が違う事から付いた花言葉です。
通常、あまり良い意味の言葉ではありません。
相手によって見せる顔が変わる、親しい友人に贈るのに向きます。
マスク形の変身ヒーロー好きにも良いでしょう。
この花言葉が合いそうで合わないのは配偶者です。
何かしら外との差を目にする機会は増えますが、指摘して良い結果に事は何もありません。
良い部分を見せるのが恋人で、悪い部分も受け容れるのが結婚です。
まとめ
「バイカウツギ」は香りに着目されますが、花も充分美しさがあります。
花言葉を知れば、より好ましく鑑賞できるでしょう。
花との距離を近づけてくれる花言葉を、是非参考にして下さい。