「ハナミズキ(花水木)」という花をご存知でしょうか。
「ハナミズキ(花水木)」は、北アメリカ東部やメキシコ北東部が原産であり、ミズキ科サンシュユ属の植物です。
4月?5月にかけて、白やピンクに色づきます。
実はこの色づいている部分は花のように見えますが、花ではなく葉です。
本当の花は、葉の中央にある小さな黄緑色の部分なのです。
今回は「ハナミズキ(花水木)」の花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「ハナミズキ(花水木)」の花言葉
「ハナミズキ(花水木)」の花言葉は、基本的には「私の想いを受けてください」という意味が有名です。
華やかで美しい花の見た目と、情熱的な意味がぴったりとも言えるでしょう。
また、「返礼」という意味もあります。
「ハナミズキ(花水木)」にはポジティブな花言葉ばかりです。
「返礼」
相手にお礼するときにぴったりの意味です。
お礼の品と一緒に、「ハナミズキ(花水木)」が添えられたメッセージカードを渡すのも素敵ですね。
「私の想いを受けてください」
愛の告白におすすめの意味です。
「ハナミズキ(花水木)」は長く楽しめるので、鉢などで贈るのもいいでしょう。
「ハナミズキ(花水木)」の花言葉の由来
「返礼」「私の想いを受けてください」という花言葉がつけられたのは、過去にアメリカから贈り物をもらったことが由来です。
1912年、東京の市長であった尾崎行雄氏が、アメリカに友好の気持ちとして桜の苗木を贈りました。
その後、アメリカから返礼として「ハナミズキ(花水木)」が贈られました。
このことから、つけられた由来だと考えられています。
ちなみに、この「ハナミズキ(花水木)」の苗木は戦争のため、全て枯れたり行方不明になってしまったと思われていました。
しかし都立園芸高等学校に1本だけ確認されたそうです。
「ハナミズキ(花水木)」の豆知識
「ハナミズキ(花水木)」には、とある伝説があります。
太くて頑丈な幹を持つ「ハナミズキ(花水木)」は、イエスキリストが磔にされた木に使われてしまいます。
「ハナミズキ(花水木)」はそのことにひどく悲しみました。
その後、復活したキリストは「二度と磔の木にされないように細くて曲がった木にしてあげよう」と「ハナミズキ(花水木)」に言います。
そのため「ハナミズキ(花水木)」の木は、細く折れ曲がり、花びらは十字架のような形になったと言われています。
まとめ
「ハナミズキ(花水木)」は、その見た目だけでなく花言葉も素敵です。
花言葉をお調べの際はぜひ参考にしてください。