「トチノキ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「トチノキ」の花言葉とは? 花言葉

「トチノキ」はムクロジ科「トチノキ」属の落葉樹です。

日本固有種で、北海道から九州の広葉樹林を構成し、山地の渓沿いなど湿気のある肥えた土地で生育します。

花は立ち上がった茎に黄白色の花を多数つけ、ソフトクリームかクリスマスツリーのような円錐形を形作ります。

花期は5月から6月です。

10月頃に直径40mm程で球形の果実を実らせます。

今回は、「トチノキ」の花言葉について解説します。

「トチノキ」の花言葉

「贅沢」「豪奢」「健康」があります。

どれも良い意味で贈り物やお祝いにも向きます。

お見舞いにも合いますが、不幸な場には向きません。

「贅沢」

たっぷり出来た実を、存分に食べられるイメージから付いた花言葉です。

「トチノキ」の名前の由来は様々ですが、「沢山」を意味する「十(と)」「千(ち)」を合わせたというものもあります。

贅沢好きな友人に贈るのに向く花言葉です。

乳脂肪分の多いアイスクリームの商品イメージにも使えます。

贅沢し過ぎと思った時、スマホの待ち受けにして戒めにするのも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは配偶者です。

節約して欲しいつもりで贈ったとしても、上手くは伝わりません。

はっきり何をして欲しいか伝えましょう。

「豪奢」

たっぷり実を付けた「トチノキ」の様子や、豪華な花のイメージから付いた花言葉です。

字だけを見ると、皆に大盤振る舞いするように見えますが、「奢」は贅沢という意味で使われ、いわゆる「人に奢る」という直接的な意味にはなりません。

暮らしぶりが豪勢で、調度品も良いものを揃えている友人などに贈るのに向きます。

この花言葉が合わないのは、清貧が良い事と考える人です。

根本的に価値観が違います。

「健康」

デンプンを含みますがアク抜きに手間が多くかかるトチノキの実は、イザと言う時の救荒食物として人の命を繋ぎました。

渋みの元となるサポニンは、界面活性剤の性質を持つ事から、油汚れを落とす洗剤として清潔保持に役立ちます。

種子や樹皮は「娑羅子(さらし)」という生薬になり、下痢から捻挫まで様々に使われました。

これら合わせて、「トチノキ」が人間の健康作りに役立った事から付いた花言葉です。

健康は全ての幸せの根本で、健康を損ねた時は、どんなおいしい料理も楽しい遊びも曇ってしまい、人の優しい言葉にさえ苛つきます。

健康な人にも、健康を損ねた人にも合う花言葉です。

まとめ

「トチノキ」は、花も実も印象的な植物です。

花言葉を知れば、その有用性にも気付く事が出来るでしょう。

植物を多面的に見せてくれる花言葉を、是非参考にして下さい。

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