「トケイソウ(時計草)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「トケイソウ(時計草)」の花言葉とは? 花言葉

「トケイソウ(時計草)」「トケイソウ」「トケイソウ」属の蔓性植物の総称です。

アメリカ大陸の熱帯、亜熱帯域原産で、鑑賞用として世界中で栽培されています。

花は白から淡緑色の花弁の内側に、薄紫で糸状の花冠があり、更に内側に特徴的な3つに分かれた雄しべがあります。

花期は4月から5月です。

今回は「トケイソウ」の花言葉について解説します。

「トケイソウ(時計草)」の花言葉

「聖なる愛」「信仰」「宗教的情熱」があります。

キリスト教を元にした花言葉が並ぶ為、他教を熱心に信仰する人には向きませんが、それ以外の人については比較的良い意味になります。

「聖なる愛」

「トケイソウ」は英語で「パッション・フラワー」と呼ばれます。

「パッション」には情熱という訳語がありますが、定冠詞が付くとキリストの受難を意味します。

16世紀「アッシジの聖フランチェスコ」は、「トケイソウ」をキリストの受難を象徴する花としました。

花冠や雄しべの形などに、十字架や釘、茨の冠などの形が表れているという事のようです。

キリストの受難は、人の原罪を一身に引き受け濯いだ愛の行為と解釈される事から、この花言葉が付きました。

プロポーズに添えて贈るのに向きます。

それ以外でも、愛情を感じる相手には合うでしょう。

この花言葉が合わないのは、浅い付き合いの人です。

その段階では少々重たすぎます。

「信仰」

こちらもパッションが元になった花言葉です。

信仰心溢れる人に贈るのに向きます。

芸能人などの熱狂的なファンや、特定の狭く深い趣味を持つ友人などにも合います。

この花言葉が合わないのは、宗教や信仰に対して偏見があり、忌避意識を持っている人です。

こうなってしまうと、話が噛み合いません。

「宗教的情熱」

パッションを「情熱」とも解釈した花言葉です。

受難と情熱という2つのパッションは、単なる同音異義語で、本来は関係ありませんが、並べてみると案外しっくり来ます。

情熱を持ち信仰に取り組む人に向く花言葉です。

宗教に限らず、自分の興味あるものに一直線で熱中する研究者などに向きます。

興味を持てるものがなく生活に彩りがないと感じた時、「トケイソウ」をスマホの待ち受けにして、心が揺さぶられるものがないか、意識するのも良いでしょう。

「トケイソウ(時計草)」の豆知識

「トケイソウ」の名前の由来は、雄しべが3つに分かれて、長針、短針、秒針に見える事、花弁が均等に放射状で、丸い文字盤のように見える事です。

真正面から見ると確かに、秒まで目盛りが刻まれたアナログ時計のように見えます。

まとめ

「トケイソウ」は複雑で存在感のある花です。

花言葉を知れば、植えた人の想いにも触れる事ができるでしょう。

花を多面的に見せてくれる花言葉を、是非参考にして下さい。

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