沖縄の県花にもなっている「デイゴ」は、マメ科「デイゴ」属の落葉樹です。
インド、マレー半島原産で、沖縄県を北限とし、奄美群島などに植栽されています。
花は枝先に穂状に付き、花色は赤、花期は4月から5月です。
今回は、「デイゴ」の花言葉について解説します。
「デイゴ」の花言葉
「生命力」「活力」「和」「夢」といいます。
「アメリカデイゴ」とも一部共通します。
良い言葉が揃っており、贈り物に良いでしょう。
「生命力」
大木になりしっかり根付く「デイゴ」の生命力の強さを表す花言葉です。
特別腕力が強い訳ではないけれど、病気などに強く、多少の無理でも調子を崩す事がない人へ贈るのに向きます。
子供が丈夫に育って欲しい、という願いをこめ贈るのにも向きます。
病中、病後のお見舞いやメッセージに添えても良いでしょう。
良い意味の言葉ですが、関係性の悪い相手に対しては、「生命力旺盛な害虫のようで目障り」という曲解も出来るので、仲直りなどの場面では他の花を選ぶ方が良いでしょう。
「活力」
赤く燃え上がるような花から付いた花言葉です。
南国の活力溢れる雰囲気そのものとしても意味が合います。
活力に溢れ行動的な人へ贈るのに向きます。
この花言葉が合わないのは、行動するけれど考えが足りず、問題を起こす人です。
褒めない方が良い性質です。
「和」
花が寄り集まり、和合するかのように咲く様子から付いた花言葉です。
「アメリカデイゴではありませんよ」というダブルミーニングにもなります。
交流メインのサークルのシンボルに使えます。
この花言葉を贈るのに向かないのは、気難しく、他人と親しくする事がまずない人です。
そういう人に対しては、機嫌取りは気にせず、事務的なやり取りだけ完璧にこなし、接触時間を減らした方が信頼されます。
「夢」
都会に住む人にとって、南国のバカンスはちょっとした夢です。
ようやく休みを取り訪れた沖縄で見る、「デイゴ」が咲き乱れる風景は、ちょっとした夢心地でしょう。
そんなところから付いた花言葉です。
夢に向け頑張る人へ贈るのに向きます。
夢に関する研究を続ける脳科学者にも良いでしょう。
「デイゴ」の豆知識
「デイゴ」は漢名の「梯梧」を音読みにしたものです。
また、学名をそのまま「エリスリナ」と呼ぶ事もあります。
エリスリナの語源はラテン語の「エリスロ(赤)」で、花色から付いたものです。
「海紅豆(カイコウズ)」という呼び方については、「アメリカデイゴ」の呼び名で、同属別種です。
まとめ
「デイゴ」は南国情緒溢れる美しい花です。
旅先で見た時、花言葉を知っていれば、より眩しく感じられるでしょう。
花を鮮やかに見せてくれる、花言葉を是非記憶に留めておいて下さい。