「チゴユリ(稚児百合)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「チゴユリ(稚児百合)」の花言葉とは? 花言葉

「チゴユリ」という花をご存じですか。

「ユリ」と付いていますが実はユリとは別の種類で、地下茎で増えるため山野の木陰などでしばしば群生して咲いています。

日本・中国・朝鮮半島原産の、イヌサフラン科チゴユリ属に属する多年草です。

今回はそんな「チゴユリ」の花言葉について詳しくご紹介します。

「チゴユリ」の花言葉「恥ずかしがり屋」

「チゴユリ」の花言葉ひとつめは「恥ずかしがり屋」です。

「チゴユリ」は華奢で少し弓なりになった茎に小さな白や薄いピンク色の花を俯きがちに咲かせます。

その控えめな姿から「恥ずかしがり屋」という花言葉が与えられました。

日陰に強いため他の植物の影でひっそり咲いていることもあり、そんなところも「恥ずかしがり屋」らしい花といえます。

「チゴユリ」の花言葉「私の小さな手をいつもにぎって」

「チゴユリ」のふたつ目の花言葉は「私の小さな手をいつもにぎって」です。

由来はもちろん、小さく可憐なその花の姿から。

とても可愛らしい花言葉ですが、「チゴユリ」は摘むと独特の悪臭を放つので花束には向きません。

初心者にも育てやすい花ですので、贈り物にするなら鉢植えにするのがお勧めです。

「チゴユリ」の花言葉「純潔」

「チゴユリ」を含む「ユリ」の共通の花言葉として「純潔」があります。

聖母マリアの処女性の象徴として絵画でも白ユリは数多く描かれてきました。

またチゴユリの「チゴ」とは赤ちゃんや愛らしい幼児をさす「稚児」から来ています。

子どものような純粋さを感じさせる「チゴユリ」をお庭に植えて、その可憐さを楽しんでみてはいかがでしょうか。

「チゴユリ」の豆知識

控えめで愛らしい「チゴユリ」ですが、実は全体に毒を含んでおり、間違って食用にすると吐き気、めまい、下痢などの症状を引き起こすことがあります。

「チゴユリ」は山菜の「アマドコロ」とよく似ており、花が咲くまではプロでも見分けがつきにくいので、山菜取りの際はくれぐれも注意してください。

まとめ

「チゴユリ」は清楚で可憐な花も美しいですが、さまざまな模様が入る斑入り葉のものは「覆輪」「爪覆輪」「縞斑」などと呼ばれ園芸家に高い人気があります。

また品種によって八重咲のものなどもありますので、お好みの「チゴユリ」をお手元に置いてあなただけの美しさを育ててみてはいかがでしょうか。

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