「ダンギク(段菊)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ダンギク(段菊)」の花言葉とは? 花言葉

花の付き方が特徴的な「ダンギク(段菊)」は、クマツヅラ科(シソ科)「ダンギク」属の多年草です。

海外では中国、朝鮮半島、台湾、日本では九州に分布し、日当たりの良い急斜面に生育します。

花は青紫が一般的ですが、ピンクや白の品種もあります。

花期は9月から10月です。

今回は、「ダンギク」の花言葉を解説します。

「ダンギク(段菊)」の花言葉

「忘れ得ぬ思い」「悩み」があります。

良い意味と、良いとは言えないものが混ざっているため、誰かに贈る時には意味が合うかきちんと考える必要があります。

「忘れ得ぬ思い」

「ダンギク」は、何段かに分かれた花穂をつけ、それが段ごとに咲きます。

その様子が、次々に浮かぶ思い出をイメージさせる事から付いた花言葉です。

思いが次々にプカプカ浮かぶのは、漫画の内心描写の吹き出しにも利用される事から、人々に広く認識されたイメージと分かります。

一度振られたりして諦めようとした相手へ、改めて告白する時に向く花言葉です。

恋愛関係なく、単に忘れられないような思い出を共有している友人に贈るのにも合います。

諦めかけた夢に再挑戦する時、スマホの待ち受けにして気合いを入れても良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、浅い関係の人です。

贈ったとしても、不思議そうな顔をされるだけです。

「悩み」

人間、困った事が1つだけ発生した場合、対処できます。

2つでも何とかなるでしょう。

ですが、3つかそれ以上、どんどん湧き上がって来ると、身動きが取れず、悩みとなって深く食い込んでしまいます。

そんな、困り事が次々浮き上がる心中を、段になり咲く花の姿からイメージした花言葉です。

想いが届かず悩んだ末に告白する時に贈るのに向きます。

自分が何かで苦しむ時、助けて欲しいというサインで友人に贈るのも良いですし、悩み苦しむ人に共感し慰めるのにも使えます。

この花言葉が合わないのは、浅い関係の相手です。

ある程度信頼したつもりで打ち明けたとしても、正しく理解されず、期待した反応は得られないでしょう。

「ダンギク(段菊)」の豆知識

「ダンギク」「菊」の字が付きますが、キクの仲間ではありません。

花の姿も似ておらず、どこがキクか不思議に思いそうですが、これは葉の形が似ている事から付けられた名前です。

別名としては、漢名の「蘭香草」とイメージが近い「蘭菊」「乱菊」、属名から「カリオプテリス」があります。

まとめ

「ダンギク」は特徴的な咲き方をする花です。

花言葉を知っていれば、より興味を持ち観察できるでしょう。

花との距離を近づけてくれる花言葉を、是非参考にして下さい。

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