「ダチュラ(チョウセンアサガオ)」という花をご存じですか。
インドや中国、中東を原産地とするナス科ダチュラ(チョウセンアサガオ)属の一年草もしくは多年草で、ラッパが上を向いたようなエキゾチックな花を咲かせます。
今回はそんな「ダチュラ(チョウセンアサガオ)」の花言葉について詳しく見ていきましょう。
「ダチュラ(チョウセンアサガオ)」の花言葉「愛嬌」
「ダチュラ(チョウセンアサガオ)」の花言葉ひとつめは「愛嬌」です。
その名のとおり朝顔に似た愛らしい花を咲かせることからこの花言葉が与えられました。
暑さに強く、夏の間中たくさんの花を付けてくれる「ダチュラ」は、あなたの夏の庭を愛嬌たっぷりに彩ってくれるでしょう。
「ダチュラ(チョウセンアサガオ)」の花言葉「偽りの魅力」
「ダチュラ(チョウセンアサガオ)」には別に「偽りの魅力」という花言葉も付けられています。
これは「ダチュラ」が持つ毒に幻覚作用があることに由来しています。
もともと麻酔効果のある薬草として日本に渡ってきた植物で、江戸の医者華岡青洲が世界初の全身麻酔を成功させたのもこの「ダチュラ」を使用した「麻沸散」によるもの。
イギリスにはこの効果を利用して異性をたぶらかした、という小説もあるそうです。
くれぐれも取り扱いにはご注意を。
「ダチュラ(チョウセンアサガオ)」の花言葉「夢の中」「あなたを酔わせる」
「ダチュラ(チョウセンアサガオ)」の持つ幻覚作用から「夢の中」「あなたを酔わせる」という花言葉も付けられました。
また「ダチュラ」の花の持つ、うっとりするような甘く良い香りもこの花言葉にふさわしいといえます。
自宅でのリラックスタイムに、「ダチュラ」のロマンチックな花言葉とその香りを傍らに置いてみてはいかがでしょうか。
「ダチュラ(チョウセンアサガオ)」の花言葉「変装」
「ダチュラ(チョウセンアサガオ)」にはもうひとつ「変装」という変わった花言葉も付けられています。
これは愛らしい花の後に、とげとげした毒性の強い実を付けるのがまるで「変装」していたように見えることから。
「ダチュラ」の実から種を採れば簡単に育てることができますが、実や種にも毒性がありますので採取の際は手袋をしてくださいね。
まとめ
その毒性にさえ気を付ければ、病害虫に強く爽やかなグリーンの葉と白や紫の涼し気な花を楽しめる「ダチュラ(チョウセンアサガオ)」はとても育てやすい植物。
ぜひお手元で楽しんでみてください。