生でも煮てもおいしいく、春の七草にも含まれる「ダイコン(大根)」は、アブラナ科「ダイコン」属の越年草です。
地中海並びに中央アジア原産で古くから野菜として親しまれ、日本でも多くの品種が栽培されています。
花は白または淡紫色で、花期は4月から5月です。
今回は、「ダイコン」の花言葉について解説します。
「ダイコン(大根)」の花言葉
「潔白」「適応力」があります。
範囲は狭いですが、意味が合う人には良い意味として伝える事ができます。
「潔白」
「ダイコン」の最大の特徴である、土の中で育ったとは思えないほど真っ白い根から付いた花言葉です。
潔白というと、罪を否定する時に使いがちな表現で、いささか不穏なイメージが付きますが、元々の意味に疑惑のニュアンスはありません。
心がけや行いが清く正しい友人や同僚に贈るのに向く花言葉です。
マナー講座の会場に飾ったり、洗濯機の商品イメージにしても良いでしょう。
花をスマホの待ち受けにして、自分の行いを省みるのにも使えます。
この花言葉が合わないのは、後ろ暗い事がある人です。
皮肉や勘ぐりに聞こえてしまうため、良好な関係を保ちたいなら触らない方が無難です。
「適応力」
「ダイコン」は生命力が強く、様々な品種も作られている事から、どんな場所でも何かしら育てる事が出来るというのが由来の1つ目です。
そして、「ダイコン」おろしのような生食、漬け物、煮物、炒め物、ご飯に炊き込む事も出来る上、葉も食べられるという、万能な食材である事が、もう1つの由来です。
江戸時代には大根を食材としたレシピ本、『大根一式料理秘密箱』も書かれているほどです。
どんな仕事でも引き受けてきっちり仕上げられる友人や同僚に向きます。
品揃えの豊富さが売りのホームセンターのディスプレイにも良いでしょう。
大根を食べ、適応力のある人になれるよう心がける事も出来ます。
この花言葉が合わないのは、基本が出来ていない人です。
基準のクオリティが低いから色々やれるように見えるだけなので、まずは専門性を高めさせましょう。
「ダイコン(大根)」の豆知識
生の「ダイコン」は、消化酵素であるアミラーゼやプロアテーゼを多く含むため、胃もたれや胸焼けに効き、胃に優しい食べ物と言われています。
演技が下手な役者の事を「大根役者」と呼びますが、これは「どんな役を演じても当たらない」と、「ダイコン」が胃に優しく「食あたりしない」事をかけたものです。
まとめ
「ダイコン」は野菜として身近ですが、花も可愛らしいものです。
花言葉を知れば、更に興味深く接する事が出来るでしょう。
植物との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。