目にもおいしい「ソラマメ(空豆)」は、マメ科「ソラマメ」属の越年草です。
地中海沿岸から西南アジア原産で、古代エジプト文明でも食べられていた世界最古の野菜の1つです。
花は薄い紫に黒い斑紋があり、全体としては白く見えます。
花期は3月から4月です。
今回は、「ソラマメ」の花言葉について解説します。
「ソラマメ(空豆)」の花言葉
「憧れ」「永遠の楽しみ」があります。
良い意味の花言葉ですが、やや具体的なので、相手を選ばないと怪訝な顔をされます。
「憧れ」
「ソラマメ」は莢が空を向いて付く事から、その名前が付きました。
この花言葉も、莢が空へ憧れているように見える事からイメージされたものです。
その能力に憧れている先輩や、有名人へのファンレターなどに向きます。
恋愛感情を憧れと表現する事もあるため、告白の時にも使えます。
厳選した材料で作った数量限定品の商品イメージにも合います。
何かしら憧れているものがある時、「ソラマメ」を食べて、辿り着こうと決意するのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、憧れのポイントが、相手にとってあまり好ましくないものの場合です。
憧れてしまうのは仕方ありませんが、本人に伝えるのはやめましょう。
「永遠の楽しみ」
古くからおいしく食べられて来た「ソラマメ」が、今後も人の口を楽しませてくれるだろう、という意味で付いた花言葉です。
空を向く「ソラマメ」の姿も、遠い未来へ向かう意志を感じさせてくれます。
永遠の友情を誓い、友人と一緒に居酒屋で食べるのに向きます。
毎回攻略方法が変わるビデオゲームの宣伝イメージにも使るでしょう。
この花言葉が合わないのは、恋人です。
絶対に結婚しないという強い決意と、単なる遊びの関係に過ぎないという宣言になります。
色々勘ぐってしまう恋人との食事では、「ソラマメ」料理は控えた方が良いでしょう。
勿論、婚約している場合は問題ありません。
「ソラマメ(空豆)」の豆知識
ネットで「ソラマメ」を調べていると、「ソラマメ」中毒という言葉に辿り着く事があります。
結論から言うと、日本人が発症した例はなく、心配ありません。
これは、グルコース―6―リン酸脱水素酵素(G6PD)欠損症と呼ばれる、遺伝的な特性が原因で、「ソラマメ」を食べると溶血性貧血などが起こります。
該当者は世界に4億人ほどいるとされますが、主にヨーロッパ、アフリカ方面に集中しており、日本では0. 1%程しか該当しません。
この欠損症があると、マラリアには有利になるため、感染地域では割合が多くなる傾向があるのです。
まとめ
「ソラマメ」は花も実も美しい野菜です。
花言葉を知っていれば、より楽しむ事が出来るでしょう。
花に、より興味を持たせてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。