「センリョウ(千両)」という花をご存知でしょうか。
日本や中国などを原産国とする、センリョウ科センリョウ属の常緑小低木です。
今回は「センリョウ(千両)」の花言葉について、詳しくご紹介します。
「センリョウ(千両)」の花言葉
「センリョウ(千両)」の4つの花言葉を、さっそく見てみましょう。
「利益」
「センリョウ(千両)」は、11月~1月頃にたくさんの赤い実が生ります。
多くの実が生ることから、「利益」という花言葉が生まれました。
商売繁盛を祈願する縁起物として、古くから親しまれています。
「裕福」
「利益」同様、たくさんの赤い実が生る豊かさが、「裕福」の由来と言われています。
縁起の良い花言葉を持つことから、お正月用の植物として人気があります。
「恵まれた才能」
「センリョウ(千両)」は、6月~7月頃になると、小さな黄緑色の花を咲かせます。
花を咲かせるだけではなく、実も豊富に生ることから、「恵まれた才能」という花言葉が生まれました。
初夏から冬まで、様々な姿を見せてくれる植物です。
「可憐」
赤色の小さな実の可愛らしさが、「可憐」の由来と言われています。
まん丸とした小さな実が、寄り添うようにまとまっている姿は、とても可愛らしいです。
縁起が良いイメージが強い「センリョウ(千両)」ですが、可愛い一面にも注目してみてください。
「センリョウ(千両)」の名前の由来
同じような赤い実が生る「ヒャクリョウ(百両)」よりも実が数多く生ることから、「ヒャク(百)」よりも多い「セン(千)」で、「センリョウ(千両)」という名前がつきました。
「センリョウ(千両)」を象徴する赤い実が、名前の由来に大きく関わっています。
「センリョウ(千両)」の豆知識
「センリョウ(千両)」と同じ色と形をした実を持つ、「マンリョウ(万両)」という植物をご存知でしょうか。
「センリョウ(千両)」と同じく、お正月用の植物として親しまれています。
豆知識として、「センリョウ(千両)」と「マンリョウ(万両)」の、簡単な見分け方をご紹介します。
それは、「実の付き方」に違いがあります。
「センリョウ(千両)」は、葉の上部に実が付くのに対して、「マンリョウ(万両)」は、葉の下部に垂れ下がって実が付きます。
この見分け方を覚えておくと、どちらであるかを判別しやすいです。
まとめ
「センリョウ(千両)」には、新年や何か新しい事に挑戦する時にふさわしい、良い花言葉がいくつもあります。
お正月飾りや、贈り物にもおすすめの植物です。