「ズダヤクシュ(喘息薬種)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ズダヤクシュ(喘息薬種)」の花言葉とは? 花言葉

「ズダヤクシュ(喘息薬種)」はユキノシタ科ズダヤクシュ属の多年草です。

名前の「ズダ」とは長野県の方言で喘息のことで、本種を喘息の薬としたことからこの名が付きました。

国内においては長野の他に北海道、本州、四国に分布しています。

国外においては中国、台湾、インド、ミャンマーなどで見られるようです。

茎を真っすぐ高く伸ばし、その先に鈴に似た形の白い花を多数、下向きに付けるという特徴があり、開花期は6~8月。

高さは10~40cmほどになります。

「ズダヤクシュ(喘息薬種)」の花言葉

「ズダヤクシュ(喘息薬種)」には花言葉は与えられていません。

「ズダヤクシュ(喘息薬種)」に花言葉を与えるとするなら、その花の白く可憐な様から「清楚」「清純」といったものや、その薬効から「鎮咳」「浄化」などといったものが考えられます。

余談ですが同じユキノシタ科の仲間のユキノシタの花言葉が「深い愛情」「切実な愛情」など、ヤグルマソウの花言葉が「清楚」「優雅」「繊細」など、ダイモンジソウの花言葉が「自由」「好意」などであることなどに鑑みるにユキノシタ科に与えられる花言葉に共通するパターンは無いようです。

「ズダヤクシュ(喘息薬種)」の豆知識

「ズダヤクシュ(喘息薬種)」は亜高山帯や深山の、ジメジメした森林内などに自生します。

ゆえに耐陰性や耐寒性は強いです。

とはいえあまり個体数の多い種ではないようで、埼玉県においては準絶滅危惧種、徳島県と愛媛県においては絶滅危惧Ⅰ類に指定されています。

しかし市場においては山野草の割に入手は難しくありません。

おまけに株分けだけでなく種や地下の根茎から出る走出枝でも増やすことができるため、人為的に増やすことも山野草の割には困難なものではないでしょう。

ちなみに、栽培されているものは4~5月に花を付けることがあります。

まとめ

「ズダヤクシュ(喘息薬種)」は喘息の薬として用いられてきた多年草です。

亜高山帯や深山の森林内に自生する山野草なのですが、市場においては入手は難しくなく、栽培の難易度も山野草の割に高くはありません。

花言葉はありませんが、付けるとするなら「清楚」「清純」「鎮咳」「浄化」などが考えられます。

「清楚」「清純」はその花の白く可憐な様から、「鎮咳」「浄化」はその薬効から来たものです。

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