「スベリヒユ」は「スベリヒユ」科「スベリヒユ」属の一年草です。
世界中の熱帯から温帯にかけて分布します。
イネと共に日本に伝来したと考えられる史前帰化植物で、全国で見られます。
花は黄色で花期は7月から9月です。
今回は、「スベリヒユ」の花言葉について解説します。
「スベリヒユ」の花言葉
「無邪気」「暴れん坊」があります。
良い意味と、あまり良くない意味があるため、贈る場合は注意しましょう。
「無邪気」
「スベリヒユ」が元気に伸び、夏の暑さの中でも花を咲かせる様子を、元気な子供に見立てた花言葉です。
まだ小さい自分の子に贈るのに向いています。
子供向けファッションやおもちゃの販売サイトのデザインにも使えます。
感性が冷めて物事を素直に楽しめなくなっていると感じた時、「スベリヒユ」を料理して食べ、無邪気さを補給するのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、恋人です。
どんなにそう見えたとしても、素でそうであるとは限りません。
「見抜いて信じてあげている」というつもりでも、次第に本気になる事があるので、ペースを相手任せにするのはやめましょう。
「暴れん坊」
蔓を伸ばして生え広がる「スベリヒユ」の様子から付いた花言葉です。
手段は若干荒っぽいけれど、パワフルで物事を手早く成し遂げる手腕を持つ友人や同僚などに贈るのに向いています。
この花言葉に合わないのが子供です。
「元気」なら良いですが、暴れる事を肯定してはいけません。
「多少暴れるぐらいの方が良い」と許しがちですが、それはまず人間の枠組みが出来てからです。
その中で、どうしてもはみ出してしまう部分を許す、という順番です。
「スベリヒユ」の豆知識
「スベリヒユ」の名前の由来は、「スベリ」と「ヒユ」に分かれます。
まず「ヒユ」の部分は、ヒユ科の植物である「ヒユ」に似ている事から付きました。
葉の形は全然似ていませんが、特徴的な赤い茎は共通しています。
「スベリ」の方は、葉や茎に滑りそうな光沢がある事が由来です。
別の説で、茹でた時に出るぬめりから付いた、というものもあります。
スベリヒユを茹でた後、水にさらしてアクを抜けば食べる事が出来ます。
ヨーロッパでも、「パースレイン」と呼びハーブとして食べられています。
また、「馬歯見(見に草冠)」という名で生薬にもなっています。
まとめ
「スベリヒユ」は雑草として見過ごされがちな草です。
花言葉を知っていれば、存在に気付き楽しむ事が出来るでしょう。
風景の解像度を上げてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。
