「ストレプトカーパス」は、イワタバコ科「ストレプトカーパス」属の多年草です。
南アフリカ原産で、アメリカやヨーロッパで園芸品種が作られました。
花色は白から紫まで様々で、花期は5月から10月です。
今回は、「ストレプトカーパス」の花言葉について解説します。
「ストレプトカーパス」の花言葉
「ささやきに耳を傾けて」「信頼に応える」「清純な愛」「真実」があります。
特別悪い意味もありませんが、恋愛に通じるため、その気がない相手に贈るのは慎みましょう。
「ささやきに耳を傾けて」
横を向いて、話しかけているような花の姿から付いた花言葉です。
ちょっと相談事がある時、友人に贈るのに向きます。
告白の呼び出しや、デートのお誘いメッセージにあしらうのも良いでしょう。
スマホの待ち受けにして、人の話をちゃんと聞けているか、都度省みるのにも使えます。
この花言葉が向いていないのは、人の話を聞かない人です。
そういう人は、聞こえていて敢えて無視しているだけなので、きっちり返事を求めないと話は進みません。
「信頼に応える」
これも横を向いた姿が由来で、人にちゃんと相対しているというイメージの花言葉です。
先ほどが口なら、今度は耳です。
信頼のおける友人に贈るのに向いています。
この花言葉が合わないのは、こちらを信頼していない人です。
「信頼して貰えたら応えます」という意味だとしても無意味で、行動で信頼を勝ち取るのが先です。
「清純な愛」
可憐な花の姿と、横を向き小声でささやき合う様子から、初々しい恋人達のイメージに繋がる花言葉です。
恋人に贈るのに向いています。
慈善活動など、多くの人に愛情を注ぐ友人にも良いでしょう。
「真実」
ささやき話しかけ、信頼を交わし、清らかな愛情を確認し合う事で、岩をも通すような真実の関係が成り立つという一連の流れをイメージさせる花言葉です。
恋人にプロポーズする時に向いています。
この花言葉が合わないのは、事実を重んじ「真実」という言葉自体に疑いを持っている人です。
嫌われている訳ではないので、素直に別の言葉を使いましょう。
「ストレプトカーパス」の豆知識
「ストレプトカーパス」の語源は、ギリシャ語の「ストレプトス(よじれる)」と「カーポス(果実)」で、種の入った朔果がよじれている事から付きました。
別名を「ウシノシタ(牛の舌)」といいます。
これは、「ストレプトカーパス」の単葉種に付いた名で、発芽後双葉の1枚だけが大きく育ち、牛の舌を垂らしたように見えるのです。
まとめ
「ストレプトカーパス」は特徴的な姿をした可愛らしい花です。
花言葉を知っていれば、より深くその魅力を感じられるでしょう。
花を多面的に見せてくれる花言葉を、是非参考にして下さい。