「スズメノエンドウ(雀野豌豆)」は、マメ科ソラマメ属の越年草です。
ユーラシア大陸からアフリカ北部、日本でも全土に分布し、空き地や道端で見られます。
白か紫の花をつけ、花期は4月から6月です。
今回は、「スズメノエンドウ」の花言葉について解説します。
「スズメノエンドウ(雀野豌豆)」の花言葉
「手を繋いで歩こうよ」「望みは大きい」があります。
良い意味の花言葉ですが、贈る場合は相手との関係性によって、誤解されたり違和感が出るので、注意が必要です。
「手を繋いで歩こうよ」
蔓性である「スズメノエンドウ」が、互いに絡み合いながら成長していく事から付いた花言葉です。
プロポーズに向く花言葉です。
結婚後も普段から贈ったり、結婚記念日に飾るのに合います。
友達と事業を始める時に、贈り合うのも良いでしょう。
無線ルーターの商品イメージや、車両牽引ロープのパッケージデザインにも使えます。
この花言葉が合いそうで合わないのは、恋人です。
プロポーズと解釈出来る内容なのに、その後も恋人から発展しないと、不信感ばかりが募ってしまいます。
また、会社のような公式の場で、異性に対して使うのにも向きません。
トラブルに発展します。
「望みは大きい」
「スズメノエンドウ」は、パーツは小さい草ですが、蔓性で大きく伸び広がります。
そんな様子から付いた花言葉です。
大きな夢を目指して頑張る友人や子供に贈るのに向きます。
会社の敷地に植え、発展を願うのも良いでしょう。
就職活動の時、スマホの待ち受けにしても合います。
自分が行けそうな会社という視点で妥協を重ねて選ぶより、大きな望みを持ってぶつかった方が上手く行く場合もあります。
失敗しても所詮は1つの応募先なので、当たって砕けろの精神は必要です。
この花言葉が合わないのは、「棚からぼた餅」式の望みしかない人です。
意味は何となく合っていそうでが、本人が何かをするつもりがないので、花言葉を贈り応援する意味がありません。
そもそも、花言葉の由来が、自力で望みに辿り着き絡め取るイメージなので、根本的に違います。
「スズメノエンドウ(雀野豌豆)」の豆知識
「スズメノエンドウ」は、「カラスノエンドウ」と似て小さい事から付いた名前です。
カラスノエンドウの名前は、エンドウ豆のような莢が、真っ黒に熟す事からついたものです。
従って、これらの植物に鳥と関係する要素は特にありません。
尚、「スズメノエンドウ」とカラスノエンドウの間の植物には、「カスマグサ」の名前がついています。
まとめ
「スズメノエンドウ」は小さく可愛らしい花です。
花言葉を知っていれば、それだけではない力強さを感じられるでしょう。
花を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。