「スイラン(水蘭)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「スイラン(水蘭)」の花言葉とは? 花言葉

「スイラン(水蘭)」は、キク科スイラン属の多年草です。

「スイラン」の呼び名は「イチハツ(一八)」の別名にもありますが、別種です。

日本固有種で、分布は中部地方以西から九州ですが、個体数は減少しています。

日当たりの良い湿地や水辺を好み、葉が細長く「シュンラン(春蘭)」を連想させるところから付いた名です。

花は黄色い花弁(舌状花)だけの組み合わせですが、平面的で、「タンポポ」のようなボリューム感はありません。

花期は9月から11月です。

今回は「スイラン」の花言葉について解説します。

「スイラン(水蘭)」の花言葉

「平穏な人生」「輝きに照らされる」「勇敢」「防火」といいます。

良い意味の花言葉が揃い、悪い言葉はないため、イメージが合う人への贈り物などに向きます。

但し、「スイラン」は絶滅危惧種の場合が多いため、生花ではなく画像やイラストなどで使いましょう。

「平穏な人生」

キク科の中で珍しく、ギザギザのない真っ直ぐな葉からイメージされた花言葉です。

大きな波風なく、無事に過ごしている友人や、そういう人生であって欲しいと思う子供へ贈るのに向きます。

一方、刺激的で大きな事を成し遂げたいという人には向きません。

「輝きに照らされる」

太陽を思わせる黄色い花と、それが水辺に生え、反射した光を受ける事から付いた花言葉です。

自分で光らないといって、光の中にいられないとは限りません。

輝ける人を見極め、傍らにいられるまでに自分を高めるのも、立派な努力です。

自分を照らしてくれるような、眩しい友人へ贈り友情を伝えるのに向きます。

どうしても自分が輝きたいという人には合いません。

「勇敢」

属名の「ホロレイオン」「ホロ(完全)」「レイオン(ライオン)」の意味です。

これは「タンポポ(ダンデライオン)」に似ているけれど、葉はギザギザせず、真っ直ぐ完全である、という意味になります。

ライオンは必ずしも勇敢とは限りませんが、完全なライオンには勇敢さが必須でしょう。

「勇敢」の方向性は様々ですが、自ら動き何か成し遂げるのに抵抗がない人、というのは変わりません。

諦める事に勇敢さがあるとして、諦めない事も選択肢に入れて選んだ、という過程が重要です。

人生の諸問題に前向きに取り組める人へ贈るのに向きます。

「防火」

同名の別名を持つ「イチハツ」の花言葉が「火の用心」ですが、「スイラン」は明確に火を防ぐ水辺にいる事から付いた花言葉です。

防火ポスターのデザインや、キッチン周りの飾りにも良いでしょう。

まとめ

「スイラン(水蘭)」は、「イチハツ」の別名にもなっていますが、独立した別種です。

花言葉は、「平穏な人生」「輝きに照らされる」「勇敢」「防火」です。

個体が減少しているので、贈り物は画像などに留めましょう。

花を身近にさせてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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