「スイバ(酢葉)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「スイバ(酢葉)」の花言葉とは? 花言葉

「スイバ(酢葉)」はタデ科スイバ属の多年草です。

茎や葉を噛むと酸っぱい味がすることからこの名が付きました。

また北海道から九州まで広く分布しているうえ、昔から親しまれてきたこともあって様々な別名があります。

例を挙げるとスカンポ(スカンボ)、スシ、スッパショー、スカナ、スイコ、スイッパ、ショッパグサ、スイスイグサ、ギシギシ、アカギシギシ、ネコノショッカラなど。

そしてその別名の数は、一説によれば200を超えるとも言われています。

開花期は5~8月。

シーズンになると小さな花が穂状に付いたものを空に向かって伸ばします。

雄花と雌花が別の個体に付く雌雄異株で、花の色は緑がかった赤や赤、ピンクなど。

群生することも多く、開花期にはあぜ道や土手が赤く染まることもあります。

「スイバ(酢葉)」の花言葉

「スイバ(酢葉)」の花言葉は「愛情」「博愛」「情愛」「親愛の情」などです。

その由来は不明ですが、いずれも愛情を表すもの。

子供のおやつや民間療法に使う薬として生活を大いに助けてきたという点が愛情というイメージにつながったなどの可能性が考えられます。

「スイバ(酢葉)」の豆知識

「スイバ(酢葉)」は日本ではもちろん、北半球の特に温帯においては普通に見られる種です。

日当たりが良く、ややジメジメした場所を好みます。

市場においては「ソレル(オゼイユ)」という名でその種や葉が売られているようです。

「ソレル(オゼイユ)」とはフランスにおける名前で、フランスを含むヨーロッパではオムレツやスープなどにして食されています。

日本においても葉や茎を生で食べたり、おひたし、煮物、和え物などにしたりするというのはご存じの方も多いでしょう。

ただしシュウ酸と呼ばれる、摂りすぎると尿路結石や下痢、腎炎を引き起こす成分が含まれているので生での多食は避けるのが良いです。

また薬草としての側面もあり、古くから解熱や便秘などに効くとして使われてきました。

加えて最近の研究により「スイバ(酢葉)」に制ガン作用があることが判明しています。

まとめ

「スイバ(酢葉)」は古くから子供たちのおやつやおひたしなどとして親しまれてきた野草です。

スカンポ(スカンボ)やギシギシなど200を超える別名があるとも言われています。

今でもあぜ道や土手などにおいて普通に見られる種で、シーズンになると群生したものが赤い花をいっせいに伸ばす様を見られることも。

花言葉は「愛情」「博愛」「情愛」「親愛の情」などです。

タイトルとURLをコピーしました