「シロネ(白根)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「シロネ(白根)」の花言葉とは? 花言葉

「シロネ(白根)」はシソ科シロネ属の多年草です。

名前が示す通りその根は白く太く育ちます。

また育った根茎は古くから食用とされてきました。

一方、地上部は高さ80~120cmほどとなります。

茎がまっすぐピンと伸びていたり、葉が規則正しく向かい合うようにして付いていたりすることから全体的にキリッとした印象。

花は葉の根本に集まって付く特徴があり、色は白、大きさは3~5mmほどで、開花期は8~10月です。

「シロネ(白根)」の花言葉

「シロネ(白根)」に花言葉は与えられていません。

また、今の所シロネの仲間には花言葉は与えられていないようです。

その理由は日本全国に分布するにも関わらず、一部都道府県において絶滅危惧種や準絶滅危惧種に指定されるほど個体数を減らしているということが考えられます。

「シロネ(白根)」に花言葉を与えるとするなら、「健康」「治癒」「浄化」などが良いでしょう。

「シロネ(白根)」には薬効があり、また薬効のある植物はその薬効から花言葉が付くことが多いからです。

薬用にする部位は全草で、全草を乾燥させたものは漢方の分野において「沢蘭(たくらん)」という強心、血行促進作用のある生薬になります。

用途としては月経不順、生理痛、産後の浮腫、打撲や内出血、腰痛など。

また葉をすり潰したものは腫れ物に効くとされています。

「シロネ(白根)」の豆知識

「シロネ(白根)」は日本においては北海道、本州、四国、九州に分布し、池や沼のそば、湿地といった水気が多い環境を好みます。

また、ごくまれに市場において「白根草」などの名前で販売されたり、花材やビオトープ用に栽培されたりといったことがあるようです。

加えて食材としての利用もまれで、今のところは珍味ということになるでしょう。

シーズンは晩秋で、調理法としては塩茹でした根茎をサラダ、酢味噌、天ぷらにするなど。

人との関わりは多いとは言えませんが、様々な使い出のある植物です。

まとめ

「シロネ(白根)」はその名の通り、白く立派な根を持つ植物です。

根は酢味噌や天ぷらなどにしておいしく頂けるほか、乾燥させた全草は月経不順や内出血などに効く薬になります。

花言葉はその薬効から「健康」「治癒」「浄化」など。

花は葉の根本に集まって付く白い小さなもので、開花期は8~10月です。

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