「シルバーキャット」はヒユ科アエルバ属の多年草です。
アフリカ原産で、アジアの南部から南西部に分布し、オーストラリアにも見られ、水路沿いの砂地などに生育します。
「猫の尻尾」に喩えられる白い穂をつけ、原産地の花期は1月から10月、日本で出回るのは10月から11月です。
今回は、「シルバーキャット」の花言葉について解説します。
「シルバーキャット」の花言葉
「長続き」「持続」といいます。
比較的良い意味の言葉ですが、意味はやや狭く、相手や状況を選ぶ花言葉です。
「長続き」
「シルバーキャット」を切り花として利用する場合、水を下げてしおれやすく、他の花より長持ちするという印象はありません。
一方、ドライフラワーや押し花にはしやすく、そちらのイメージで付いた花言葉です。
根気強く物事に取り組み、一見困難な事でも成し遂げてしまう人へ贈るのに向きます。
持久力があり、マラソンなどの趣味がある人にも良いでしょう。
長年事業を続ける会社や、開業したてで長く続けたいという会社に飾っても合うでしょう。
どの部品も精巧でカタログ性能通り長持ちするLEDライトの商品イメージにも使えます。
自宅で健康作りのトレーニングを始める時、部屋に「シルバーキャット」を飾り、やり忘れないよう意識付けするのも良いでしょう。
この花言葉が合いそうで合わないのは、恋人です。
相手に結婚願望がある場合、恋人関係は単なる不安定な時期で、それが引き延ばされるという印象を与えてしまいます。
結婚予定が明確なら問題ありません。
「持続」
こちらも「シルバーキャット」がドライフラワーなどで持続的に楽しめる事から付いた花言葉です。
老舗和菓子店のディスプレイなどに向きます。
自宅に飾り、家族の良い関係が続く事を願っても良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、単一のプロジェクトのために一時的に結成されたグループです。
到達点が決まっているなら、完了は早い方が良く、持続はマイナスにしかなりません。
ある程度長期計画で、途中で頓挫しないようにという意味なら合います。
「シルバーキャット」の豆知識
「シルバーキャット」は流通名で、いわゆる標準和名は付いていません。
属名の「アエルバ」で流通する事もありますが、これも具体的な品種を指していません。
通常、学名「アエルバ・ジャバニカ」の事で、英語名では「カポック・ブッシュ」「デザート・コットン」の呼び名が付いています。
まとめ
「シルバーキャット」は可愛らしい花です。
花言葉を知れば、より好ましく感じられるでしょう。
花を彩り良く見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。