「シルクジャスミン(ゲッキツ)」はミカン科ゲッキツ属の、常緑性の低木です。
「オレンジジャスミン」という名前で呼ばれることもありますが、それは花がオレンジ色だからというわけではなく、花が果物のオレンジのような香りを漂わせるから。
その香りは月夜に特に強くなるといい、そしてこれが「ゲッキツ(月橘)」の名前の由来となっています。
また「シルクジャスミン」の名はその花が白いジャスミンの花に似ていることから。
もちろん、ジャスミンはモクセイ科ソケイ属であり本種とはまったくの別物です。
開花期は6～9月で、花のまぶしいまでの白と、葉の濃いグリーンのコントラストが人気を集めています。
「シルクジャスミン(ゲッキツ)」の花言葉
「シルクジャスミン(ゲッキツ)」の花言葉は「純粋な心」です。
由来は真っ白く整った形の花が集まって咲くことから。
また風水においては恋愛運を高める力があるとされており、東、東南の方角に置くとより効果的だと言われています。
これらのことから、ピュアな恋愛を成就させるのにはもってこいの花だと言えるでしょう。
「シルクジャスミン(ゲッキツ)」の豆知識
「シルクジャスミン(ゲッキツ)」はインテリアとして人気があり、園芸店やホームセンターだけでなく小さな苗が100円ショップで売られていることもあります。
栽培はそれほど難しいものではありませんが、コバエやカイガラムシといった害虫には注意が必要です。
とはいえ弱らせないように良い環境で育てること、買った時にそういった害虫が付いていないかチェックすることなどを心がければ虫害をかなり防ぐことができます。
また日当たりや水を多く必要としますが、夏の強い日差しに直接当てたり、鉢の受け皿にたっぷり水が溜まるくらいに水をあげたりといったことまではする必要がありません。
また寒さに対しあまり強くないので、少なくとも秋や冬の寒い時期の間は室内に入れるのが良いでしょう。
余談ですが「シルクジャスミン(ゲッキツ)」の赤い実も鑑賞用として人気であるうえ、食べることもできます。
まとめ
「シルクジャスミン(ゲッキツ)」はミカン科ゲッキツ属の低木です。
その花だけでなく葉や果実も鑑賞用になるうえ、花からはオレンジに似た香りが漂います。
「シルクジャスミン(ゲッキツ)」の花言葉は「純粋な心」。
風水においては恋愛運を高めるとされていることもあり、ピュアな恋愛を成就させるにはもってこいと言えるでしょう。
