「シラビソ」という植物の名前を聞いたことはあるでしょうか。
「シラビソ」は、日本原産のマツ科モミ属の常緑高木で、本州は福島県から和歌山県まで、そして四国にも生息している植物です。
高山に生え、葉の裏が白っぽい色をしていることから、このような名前がついたと言われていますが、諸説あります。
実はクリスマスツリーとしても使われる「シラビソ」。
今回は、そんな「シラビソ」の花言葉を詳しく見ていきましょう。
「シラビソ」の花言葉
「シラビソ」は、5月から6月ごろに、雄花と雌花をそれぞれ咲かせます。
雄花は黄褐色で垂れ下がったような形をしており、雌花は黒紫色で直立したような形です。
どちらもあまり目立ちませんが、とても素敵な花言葉を持っています。
「高尚」
天高くそびえる「シラビソ」の姿は、神聖な雰囲気さえ持っています。
そんな「シラビソ」に、「高尚」という花言葉はまさに似つかわしいと言えるでしょう。
「時」
「シラビソ」の寿命はそこまで長くはないと言われており、100年ほどで集団枯死してしまうこともあると言われています。
しかし、100年はやはり人間にとっては長い時間です。
「時」という花言葉は、「シラビソ」が生きる時間にちなんでつけられた花言葉なのかもしれません。
「昇進」
こちらは、なんとも縁起の良い花言葉です。
「昇進」という花言葉に相応しく、シラビソの木は真っ直ぐと伸び、高さは25メートルにもなります。
「シラビソ」は、見る人にも前進する勇気を与えてくれるような雰囲気を持つ木です。
「シラビソ」の花言葉の由来
花言葉は、大抵の場合その花や植物にまつわる言い伝えや神話にちなんでつけられていることが多いものです。
この「シラビソ」の花言葉の場合も、見た目の雰囲気や木の特徴に由来するものになります。
「シラビソ」の豆知識
「シラビソ」は、基本的に木材として利用されてきた植物です。
軽くて柔らかいという特徴を持ち、パルプや家具、建材などに使われています。
また、冒頭でもご紹介したように、冬でも緑色の葉を茂らせる、生命力に溢れた木としてクリスマスツリーとしても使われることがある植物です。
まとめ
今回は、「シラビソ」の花言葉について解説しました。
「シラビソ」の花言葉は、「高尚」や「時」、「昇進」と、神秘的だったり縁起の良いものだったり、ポジティブなイメージの言葉ばかりです。
「シラビソ」の花言葉が気になったときには、是非こちらの記事を参考にしてみてください。