「シュロ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「シュロ」の花言葉とは? 花言葉

「シュロ」(棕櫚)は、ヤシ科「シュロ」属の常緑樹の総称です。

日本に古くからあるのはワジュロで、中国、ミャンマーに分布し、平安時代に持ち込まれ九州に定着しました。

その後、日本全国に広まっています。

花は粒状で色は黄色、花期は5月から6月です。

今回は、「シュロ」の花言葉について解説します。

「シュロ」の花言葉

「勝利」「祝賀」「不変の友情」などがあります。

どれも良い意味ですが、負けた後の人には向きませんので、競技会などに参加する人にエールとして贈るなら、勝敗が決まる前に届くように調整しましょう。

「勝利」

「戦勝」「優勝」という花言葉もあります。

これは、古代オリンピック(オリンピュア祭)で、勝者に与えられた栄誉を示すものが、オリーブの冠と「シュロ」の枝であった事に由来します。

紀元前300年代のマケドニアの古代硬貨にも、「シュロ」を持つ少年の姿が刻印されています。

競技に挑む友人やチームメイトに贈るのに向いています。

表彰台の装飾にも良いでしょう。

また、競技ではなくても、仕事などで競合他社と競う時にも合います。

テストや就職面接などが近付いている時、部屋に飾ってみるのも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、勝負事ではない時です。

誕生祝いなどに贈られても、不思議そうな顔をされるだけでしょう。

「大きな意味で勝負」というのであれば、補足説明は入れましょう。

「祝賀」

同じく「シュロ」が古代オリンピックの勝者に与えられる事から付いた花言葉です。

何かの勝負事に勝った友人などに贈るのに向きます。

また、勝負とは関係無く、嬉しい事を祝う場合にも使えます。

喜ばしい記念日の会合に、飾ってみるのも良いでしょう。

この花言葉が向いていないのは、祝う事のない人です。

これは愚かな人を表す「おめでたいヤツ」という悪口にもなってしまいます。

「不変の友情」

古代オリンピックの起源に、トロイア戦争で死んだ親友パトロクロスのために英雄アキレウスが競技会を開催した、という説があります。

また、「シュロ」の常緑は、しばしば「不変」の象徴となります。

これら併せて「不変の友情」と解釈できます。

離ればなれになる友人と贈り合うのに向く花言葉です。

この花言葉が合わないのは、特に離れる予定がない友人です。

ダメという事ではないのですが、友情の印を平時からやり取りし過ぎると、なくして友情にヒビが入るリスクが高まります。

大事なものを複数用意するよりも、1つをきちんと取り扱うのが、正しいリスク管理です。

まとめ

「シュロ」は特徴的な姿をした植物です。

花言葉を知っていれば、植えた人の思いを感じ取る事が出来るかも知れません。

風景に彩りを足してくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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