「シイモチ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「シイモチ」の花言葉とは? 花言葉

「シイモチ」はモチノキ科モチノキ属の常緑樹です。

日本国内では山口県、愛媛県と九州、海外では中国に分布します。

3月から5月にかけて黄緑色から黄色の花を咲かせ、果実は球状で熟した色は赤です。

今回は、「シイモチ」の花言葉について解説します。

「シイモチ」の花言葉

「清廉」があります。

真っ直ぐな木の姿と、ピンとして縁にギザギザのない葉の様子から想像しやすい花言葉です。

曲がった事が嫌いで行いが正しい友人や同僚などに贈るのに向いています。

政治家の事務所に飾るのにも合いますが、実態が伴う事が条件です。

流されるように仕事をしている時、自分が本当に正しい行いが出来ているか見つめ直すために、「シイモチ」を眺めてみるのも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、行いが正しくない人です。

合法であっても、それを悪用したり抜け穴を利用するなど、人に後ろ指を指されるようでは意味が合いません。

また、悪い事はしていないけれど、特に仕事もしていない部下に使うのもいけません。

そういう人が肯定されると、仕事をしない事が正解になってしまい、チームの生産性は低下します。

「シイモチ」の豆知識

「シイモチ」は漢字で「椎黐」とかきます。

黐には「モチ」の他に「モチノキ」の読みがあります。

「モチノキ」は、モチノキ属が樹皮からトリモチを作られる事から付いた名です。

トリモチとは粘着剤のようなもので、これを使い鳥や虫をくっつけて捕獲したそうです。

実際に捕獲は出来たらしいのですが、鳥を苦しめる狩猟方法と考えられています。

このため、鳥獣保護管理法でも、カスミ網や矢と並んで禁止されています。

もしも手に入れる事があっても、鳥には絶対に使ってはいけません。

昆虫やネズミの駆除に使うならば合法で、商品も販売されています。

「シイ」の方は、葉の形がシイの木に似ているからです。

葉っぱの特徴だけで名前が付くのは妙な感じがしますが、育てる時は葉が何の木であるかを判断する重要な手がかりになります。

期待して育てたら別の木だった、という失敗を防ぐためにも、名前に残す必要性があったのでしょう。

まとめ

「シイモチ」はそこまで目立った花を咲かせる木ではありません。

花言葉を知っていれば、その存在に気付き楽しむ事が出来るでしょう。

風景の解像度を上げてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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