「サンダーソニア」という花をご存じでしょうか。
別名「クリスマス・ベル」とも呼ばれる、南アフリカ原産のイヌサフラン科サンダーソニア属の球根性多年草です。
6月から8月にかけて、2cmほどのベル状の花を吊り下げるように咲かせます。
今回はそんな「サンダーソニア」の花言葉について詳しく見ていきましょう。
「サンダーソニア」の花言葉「愛嬌」
「サンダーソニア」の花言葉ひとつめは「愛嬌」です。
これは「サンダーソニア」のオレンジ色の花が愛らしい提灯のように見えることから付けられました。
別名の「クリスマス・ベル」も南半球のクリスマス時期にベルのような花を咲かせることから来ています。
「愛嬌」たっぷりの「サンダーソニア」は、あなたのお庭にたくさんの笑顔を運んできてくれることでしょう。
「サンダーソニア」の花言葉「望郷」「故郷を懐かしむ」
「サンダーソニア」はスコットランドの植物学者であったジョン・サンダーソンが南アフリカで発見した植物とされています。
長い旅の果で遥かな故郷を思ったジョン・サンダーソンの姿から「望郷」「故郷を懐かしむ」という花言葉が付けられました。
進学や就職で長く故郷を離れている人は「サンダーソニア」を植えてみてはいかがでしょうか。
明るく揺れる花の姿が、離別の寂しさを慰めてくれるはずです。
「サンダーソニア」の花言葉「祈り」「福音」
「サンダーソニア」には「祈り」「福音」といった花言葉も付けられています。
これは「サンダーソニア」の別名「クリスマス・ベル」に由来しています。
原産地では聖なるクリスマス時期に咲く花であり、神の祝福を告げる厳かな花とされているそうです。
願い事がある人は「サンダーソニア」をお守りにしてみてはいかがでしょうか。
「サンダーソニア」の豆知識
イヌサフラン科である「サンダーソニア」の球根には「コルヒチン」というアルカロイドが含まれています。
誤って口にすると発熱や嘔吐、下痢を引き起こす可能性がありますので、くれぐれも口にしないよう取り扱いには注意してください。
まとめ
黄色やオレンジのふっくらした花を咲かせる「サンダーソニア」は活け花やフラワーアレンジメントでも人気のある植物です。
明るい花を鈴なりに咲かせる「サンダーソニア」を植えて、お庭を明るく飾ってみてはいかがでしょうか。
