「サルトリイバラ」という花木をご存知でしょうか。
「サルトリイバラ」は日本と中国が原産であり、サルトリイバラ科シオデ属の植物です。
4月~6月にかけて、黄緑の葉のような色をした小さな花を咲かせます。
玉ねぎのように先端が尖った形をしている葉は、柏餅にしようされることもあります。
また、10月~11月にかけてできる丸く赤い小さな実は食べることができ、太い根茎は薬用としても知られ、余すことなく利用されています。
今回は「サルトリイバラ」の花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「サルトリイバラ」の花言葉
「サルトリイバラ」の花言葉は、基本的には「不屈の精神」「屈強」「元気」という意味が有名です。
どれもポジティブで溌溂とした意味であり、様々な利用価値がある「サルトリイバラ」にぴったりなイメージです。
「不屈の精神」
勝負事や、新しい事に挑戦していく友人を励ますのにおすすめです。
努力している人に贈りたい意味合いです。
「屈強」
スポーツをする友人に贈るといいでしょう。
「サルトリイバラ」は薬用としても利用されているので、相手の体調を気遣う贈り物としてもいいですね。
「元気」
友人や友達に贈るのにぴったりの意味合いです。
「サルトリイバラ」の葉を使用した柏餅を贈るのもユニークです。
「サルトリイバラ」の花言葉の由来
「サルトリイバラ」はツル性の植物で、他の木にツルを巻き付けて成長します。
繁殖力がとても強く、放置すると縦横無尽に広がり、辺り一面を覆いつくしてしまう様子から「元気」「屈強」という意味が付けられたと考えられています。
また、「不屈の精神」という意味は、根茎を乾燥させたものが解毒作用、利尿作用があると言われており、皮膚病にも効くとされていることが由来しています。
「サルトリイバラ」の豆知識
「サルトリイバラ」の漢字表記は猿捕茨です。
この名前は、成長していく様子が由来しています。
ツルに棘のある茨が成長するにつれて、縦横無尽に広がっていく様子が、猿すらも絡み取り捕まえてしまいそうなことから、猿捕茨という和名になりました。
まとめ
「サルトリイバラ」は、切り花としてだけでなく、果実をジャムや果実酒にして贈るのもおすすめです。
人にプレゼントする時、自分で育てる時、花言葉の意味を知っていると楽しくなります。
花言葉をお調べの際はぜひ参考にしてください。