「コキア(ほうき草)」という植物をご存知でしょうか。
「コキア(ほうき草)」は、アフリカやアジア、ヨーロッパが原産であり、アカザ科ホウキギ属の一年草です。
大きくこんもりとした丸い形状のユニークな草姿が特徴です。
8月から9月にかけて開花しますが、緑色で小さく、花姿は控えめです。
そのため、どちらかというと花よりも草姿を楽しむ植物と言えるでしょう。
暑さに強く、夏は爽やかなグリーンで庭を彩り、9月中旬ごろからだんだん紅葉していきます。
「コキア(ほうき草)」を広大な土地に植えた観光名所もあり、秋になると鮮やかな赤一色に染まる景色は絶景です。
花は今回は「コキア(ほうき草)」の花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「コキア(ほうき草)」の花言葉
「コキア(ほうき草)」の花言葉は、基本的には「恵まれた生活」という意味が有名です。
ころんとした可愛らしいフォルムにぴったりな、温かい意味合いです。
また、「あなたに全て打ち明けます」という意味もあります。
秋になって紅く染まる「コキア(ほうき草)」が、まるで愛の告白で照れているかのように見えますね。
「恵まれた生活」
これからの幸せな生活を誓う時や、これまで一緒に過ごしてきた時間に感謝したい時におすすめです。
庭で「コキア(ほうき草)」を育てるのもいいですね。
「あなたに全て打ち明けます」
自分の想いを相手に打ち明けたい時にぴったりな意味合いです。
「コキア(ほうき草)」の絵が添えられたメッセージカードで想いを伝えるのも素敵です。
「夫婦円満」
結婚記念日など、夫婦の愛を再確認したい時にいいでしょう。
贈る場合は、鉢植えなどがおすすめです。
「コキア(ほうき草)」の花言葉の由来
「夫婦円満」という意味は、「コキア(ほうき草)」の特徴的な姿が由来とされています。
まんまるとしてトゲのない形状のように、お互いトゲが無く優しく相手に接するというイメージから、「夫婦円満」という意味がつけられたと言われています。
「コキア(ほうき草)」の豆知識
「コキア(ほうき草)」には様々な用途があります。
観賞用としてだけでなく、枯れるとホウキに、種は食用にと利用されてきました。
秋田県の郷土料理のとんぶりは畑のキャビアと呼ばれているのですが、食用の「コキア(ほうき草)」はその材料にもなっています。
まとめ
「コキア(ほうき草)」は素敵な意味の花言葉ばかりなので贈り物でなく、自身で育てて楽しむのもおすすめです。
花言葉をお調べの際はぜひ参考にしてください。
