「コイワカガミ(小岩鏡)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「コイワカガミ(小岩鏡)」の花言葉とは? 花言葉

「コイワカガミ」(小岩鏡)はイワウメ科イワカガミ属の常緑多年草です。

北海道から九州まで分布し、高山帯で生育します。

6月から7月が花期です。

今回は、「コイワカガミ」の花言葉について解説します。

「コイワカガミ(小岩鏡)」の花言葉

「忠実」があります。

「イワカガミ」の名は、その葉が円く艶やかで、鏡を連想させる事からついています。

鏡は決して前に立った人と違うものは写しませんから、忠実という言葉も理解出来ます。

うつむき加減の花の様子も、主君の命令に頭を垂れ、逆らうことなく従う家臣がイメージされます。

ところで、忠実という言葉は、決して目上の人に対するものだけではありません。

「基本に忠実」「ルールに忠実」「自分の欲望に忠実」とも使う事が出来ます。

共通するのは「一度従うと決めた事は曲げない」という事ではないでしょうか。

従って、何事に付けても1本芯を通して行動する友人や同僚などに贈るのに向く花言葉でしょう。

法律書籍販売や、犬のトレーナーのサイトデザインにも合います。

とかく人に流されがちな自分を戒めるために、「コイワカガミ」の写真をスマホの待ち受けにして、都度眺めるのも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、ブラック企業で痛い目に遭うなどして、「忠」という文字に強い拒否感を持つ人です。

「また酷い扱いを受けるのか」と、激しく拒否されかねません。

「コイワカガミ(小岩鏡)」の豆知識

「コイワカガミ」「小岩鏡」と書きますが、イワカガミ(岩鏡)という花の1品種という位置づけになります。

「山地の岩間から生える鏡のような植物」という意味で、「鏡」の要素は「円くツヤのある葉」です。

さて、改めて見ると、この説明にしっくり来ないところはありませんか。

家にある鏡を思い出せば、鏡は大体四角で円いものは手鏡が少々あるぐらいではないでしょうか。

一方、発掘される古代の「銅鏡」は、どれも円いものばかりです。

これは、鏡が太陽を祀る時の神器、またはご神体そのものだった事によります。

古代の世界において、完璧な球や円は月と太陽以外にはそうそうありません。

そして円は欠ける事のない太陽を象徴する図形なのです。

従って、光を写し太陽の祭儀に丁度良い鏡は、円でなければならなかったのです。

まとめ

登山で「コイワカガミ」を目にする事もあるかも知れません。

花言葉を知っていれば、尚更その愛らしさが感じられるでしょう。

可愛らしい花をより可愛らしく感じさせてくれる花言葉を、是非参考にして下さい。

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