「グンバイヒルガオ」という花をご存知でしょうか。
気温の高い地域に自生する、ヒルガオ科サツマイモ属のつる性多年草です。
今回は「グンバイヒルガオ」の花言葉や名前の由来について、詳しくご紹介します。
「グンバイヒルガオ」の花言葉
「グンバイヒルガオ」の花言葉は、2つあります。
花の姿や特性が由来となってる花言葉を、さっそく見ていきましょう。
「優しい愛情」
「グンバイヒルガオ」の花は、薄紫やピンク色の丸みをおびた形をしています。
尖った部分のない柔らかい花の姿が、「優しい愛情」を物語っています。
朝になると花が開き始めて、夕方になるとそっとしぼみます。
その花びらが閉じている様子からは、愛情を包み込んでいるかのような優しさを感じます。
どんな姿であっても、癒しを与えてくれる「グンバイヒルガオ」です。
「絆」
「グンバイヒルガオ」は、つる性多年草のため、周りの植物などに巻き付きながら成長する植物です。
周りと共存しながら生きていくその姿が、「絆」という花言葉の由来になっています。
花も、1つだけでなく複数同時に咲くため、仲間とともに育ちます。
友情を感じさせる良いメッセージを持つ花なので、友人へのプレゼントにもおすすめです。
「グンバイヒルガオ」の名前の由来
漢字では、「軍配昼顔」を書きます。
葉の形が、相撲の行司が手にしている「軍配」に似ていることから、「軍配昼顔(グンバイヒルガオ)」という名前がつきました。
由来通り、葉はうちわのような軍配の形をしています。
「グンバイヒルガオ」を見かけた際は、葉の形を観察してみてください。
「グンバイヒルガオ」の豆知識
「グンバイヒルガオ」は気温の高い地域に自生するため、日本では沖縄県や鹿児島県で多く見ることができます。
特に、沖縄の海岸に咲いていることが多いので、沖縄に行く際は、丸い形の薄紫・ピンク色の花と、軍配のような葉を探してみてください。
沖縄では、「グンバイヒルガオ」の葉を天ぷらにして食べることもあるそうです。
たくさん自生している地域ならではの豆知識でした。
まとめ
丸みがあって愛らしく、明るい色の花を咲かせる「グンバイヒルガオ」は、元気を与えてくれるような植物です。
暑さに負けず、健気に咲いている姿も魅力的です。
「グンバイヒルガオ」を見つけた時は、花言葉と共に大切な人を思い浮かべてみてください。