「クンシラン」という花をご存じですか。
「ウケザキクンシラン」や「クリビア」とも呼ばれます。
名前にランとありますが、実はヒガンバナの仲間でヒガンバナ科クンシラン属の多年草です。
南アフリカ原産で、3月から5月にかけて鮮やかなオレンジや黄色の花を咲かせます。
今回はそんな「クンシラン」の花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「クンシラン」の花言葉「高貴」
「クンシラン」の花言葉ひとつめは「高貴」です。
「クンシラン」の学名「Clivia nobilis(クリビア・ノビリス)」は19世紀初期のクリビア家出身の公爵夫人の名前と、「身分が高い」という意味の「ノビリス」から来ています。
そこから「高貴」という花言葉が付けられました。
特別な日には「クンシラン」を飾って、品のある豪華さを楽しんでみてはいかがでしょうか。
「クンシラン」の花言葉「誠実」
「ノビリス」という学名から、学名から和名にも「君子」が付けられました。
君子とは学識が高く人格に優れた高潔な人の意味。
そこから「クンシラン」に「誠実」という花言葉が与えられました。
花は華やかですが、それを支える葉はしっかりとして厚みがあり、「誠実」という花言葉にふさわしい風格があります。
真面目に努力している人へ「クンシラン」を贈れば、きっとあなたの応援の心が伝わる筈です。
「クンシラン」の花言葉「情け深い」
「君子」という言葉から「情け深い」という花言葉も与えられました。
「クンシラン」の株は丈夫で寿命が長く、上手に管理すれば数年間花を咲かせてくれます。
そんな辛抱強いところも「情け深い」という花言葉にぴったりです。
いつも優しく見守ってくれる両親や思いやりのある恋人へ、「クンシラン」を贈って感謝の心を伝えてはいかがでしょうか。
「クンシラン」の花言葉「幸せを呼ぶ」
「クンシラン」の豪華絢爛で鮮やかな花はまさに「幸せを呼ぶ」使者のようです。
新居や新装開店のお祝いなどに「クンシラン」の華やかさと花言葉はこのうえない贈り物になります。
また気分が落ち込みがちなときは「クンシラン」を身近に置けば、きっと幸福を招いてくれるでしょう。
まとめ
「クンシラン」は春に咲く色鮮やかな花も魅力ですが、艶やかで存在感のある葉も美しく観葉植物として非常に人気があります。
株分けして増やすこともできますので、幸せのお裾分けとしてプレゼントしても。
高貴で可憐な「クンシラン」の花、ぜひお手元で末永く楽しんでみてください。