「クワガタソウ」の花言葉
「クワガタソウ」という花の名前をご存知でしょうか。
日本固有種で、オオバコ科クワガタソウ属の多年草です。
5月から6月ごろに、白や薄紫、淡いピンクの花を咲かせます。
今回は、そんな「クワガタソウ」の花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「忠実」
可愛らしい花を咲かせる「クワガタソウ」の花言葉として、「忠実」や「忠誠心」といったものがあります。
控えめな姿に、隠し持っている意志の強さや誠実さも感じさせてくれる花です。
「頑固」
淡い色調の花を咲かせる「クワガタソウ」に似つかわしくない花言葉です。
強い気持ちも、行き過ぎるとそれは「頑固」になってしまうのかもしれません。
しかし、頑固さが良い方向に働くこともあるのです。
「人のよさ」
こちらは、愛らしく、誰からも好かれそうな雰囲気の「クワガタソウ」に相応しい花言葉といえます。
こんな優しい雰囲気の花を見かけたら、だれでも心が和んで笑顔になることでしょう。
「女性の貞操」
最初にご紹介した「忠実」と似たような意味合いも含みますが、こちらの花言葉も、愛らしいだけでなく品の良さも併せ持つ「クワガタソウ」の雰囲気にピッタリです。
「クワガタソウ」の花言葉の由来
クワガタソウ属の学名には、カトリック教会の聖女である「ヴェロニカ」と同じ名前がつけられています。
ヴェロニカは、十字架を背負ってゴルゴタの丘に向かって歩くイエスの額の汗を、身につけていたヴェールで拭いた女性です。
「忠実」や「女性の貞操」などの花言葉は、このヴェロニカの名前に由来していると考えられます。
「クワガタソウ」の豆知識
「クワガタソウ」というこの花の名前は、果実や細い萼が、兜についている鍬という部分に似ていることからつけられました。
カブトムシと関係のある花だと思う方もいるかもしれませんが、カブトムシの名前もまた、兜についている角のような飾りである鍬にちなんでつけられている名前です。
まとめ
今回は、「クワガタソウ」の花言葉をご紹介しました。
「クワガタソウ」の花言葉は、「忠実」や「頑固」、「人のよさ」など、花の姿から想像しにくいものもありますが、基本的にはポジティブなものばかりです。
「クワガタソウ」の花言葉が気になったときには、是非こちらの記事を参考にしてみてください。