「クロッカス」という花をご存じですか。
「花サフラン」とも呼ばれるこの植物は、地中海沿岸原産でアヤメ科クロッカス属の耐寒性多年草の総称です。
とてもたくさんの種類がある花で、花色も紫・黄・白・青・赤、筋入りと多種多様です。
今回はそんな「クロッカス」の花言葉について詳しく見ていきましょう。
「クロッカス」の花言葉「青春の喜び」
「クロッカス」の花言葉ひとつめは「青春の喜び」です。
「クロッカス」は3月ころから花を付けるため、春の訪れを告げるスプリング・エフェメラル(春の妖精)として愛されてきました。
心が浮き立つ春は青春の季節とされ、そこから「青春の喜び」という花言葉が付けられたのです。
学校生活のスタートに、「クロッカス」の花を贈ってお祝いしてみてはいかがでしょうか。
「クロッカス」の花言葉「切望」
「クロッカス」の花言葉には「切望」というものもあります。
「クロッカス」は実はしっかり寒さに触れさせないと花を付けてくれない植物です。
長く厳しい冬を耐えて花を咲かせるように見えるため、春を待ち焦がれるという意味で「切望」という花言葉が付けられました。
待ち望む知らせがある方には、「クロッカス」が優しい味方になってくれるはずです。
紫色の「クロッカス」の花言葉「愛の後悔」
たくさんの種類がある「クロッカス」には色別の花言葉も存在します。
紫の「クロッカス」の花言葉は「愛の後悔」。
これはギリシャ神話の悲劇から来ており、神々からその愛を許されなかった少年と少女を愛の女神が憐れみ、それぞれ「クロッカス」と「サルトリイバラ」の花に変えたというエピソードから来ています。
恋人に贈る時には注意が必要な花色です。
黄色の「クロッカス」の花言葉「私を信じて」
黄色の「クロッカス」の花言葉は「私を信じて」です。
この花言葉も前出のギリシャ神話の悲劇から来ています。
遠距離恋愛中の恋人や、プロポーズしたい相手に贈るなら黄色の「クロッカス」が最適です。
凛と咲く黄色の花弁は、きっとあなたの真摯な気持ちを伝えてくれるでしょう。
まとめ
まだ雪の残る時期から可愛らしい花を咲かせてくれる「クロッカス」。
ヒアシンスのように球根を水栽培にして楽しむことも可能です。
上向きに群れて咲く「クロッカス」の姿はあなたの気持ちも一緒に元気にしてくれるはず。
お好みの色を選んで、「クロッカス」の花を楽しんでみてください。