「クモマグサ」はユキノシタ科ユキノシタ属の多年草です。
本州中部の北アルプスの白馬岳と御嶽山にのみ分布し、岩礫地や圏谷の底に自生が見られます。
園芸品種のセイヨウクモマグサとは別品種です。
7月から8月に、白い花を咲かせます。
今回は、「クモマグサ」の花言葉について解説します。
「クモマグサ」の花言葉
「活力」「愛らしい告白」「可憐な瞳」「遠い思い出」などがあります。
どれも良い意味ですが、恋愛が絡むため、場面を選びます。
「活力」
高山で花を付ける力強い性質から付いた花言葉です。
同じ由来でイメージされる花言葉として、「自信」「みなぎる力」があります。
パワフルに活動する友人や同僚などに贈るのに向く花言葉です。
スタミナ料理を出すレストランや、元気になれるセミナーのディスプレイなどにも合います。
自分の部屋に飾り、パワーを貰うのも良いでしょう。
この花言葉が向いていないのは、挫折してまだ立ち直れていない人です。
力づけたいという気持ちがあったとしても、まずは受け入れる土台がなければ、無茶な押しつけになってしまいます。
「愛らしい告白」
可愛らしい花の姿から想像できる花言葉です。
付き合って間もない恋人同士で贈り合うのに向きます。
ティーン向けのファッションアイテムのイメージに採り入れるのも良いでしょう。
この花言葉が向いていないのは、平常時の大人全般です。
少々舞い上がった状態でない限り、気恥ずかしく感じられてしまいます。
また、会社で異性に対して使うのは、トラブルの元となるため厳禁です。
「可憐な瞳」
こちらを見つめているような、可愛らしい花の姿からイメージされる花言葉です。
恋人同士で贈るのに向いています。
ペット販売事業者の売り場イメージにも利用出来ます。
この花言葉も、平常時の大人には気恥ずかしいものとなります。
「遠い思い出」
「雲の間に生える草」との名が付く「クモマグサ」は、高山でしか出会う事が出来ません。
「前に見たのはいつだったろう」そんな気持ちから付いた花言葉です。
旧友に、久々の連絡を入れる時などに添えると良いでしょう。
タイムカプセルのデザインにも合っています。
登山中に見かける事があったら、昔の事を色々思い出してみるのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、出会って間もない人です。
「なんかいい加減な事を言っているな」と思われ、良い印象にはなりません。
まとめ
山で「クモマグサ」を見つける事があるかも知れません。
花言葉を知っていれば、これまでの苦労を忘れるほど嬉しい気分になれるでしょう。
風景をより鮮やかに見せてくれる、花言葉を是非心に留め置いて下さい。