「クサネム」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「クサネム」の花言葉とは? 花言葉

「クサネム」はマメ科「クサネム」属の一年草です。

北海道から九州、海外ではアジア、オーストラリア、アフリカにも分布し、水田などに生え雑草として扱われます。

花期は8月から10月です。

今回は、「クサネム」の花言葉について解説します。

「クサネム」の花言葉

「厄介な」といいます。

これは雑草としての性質からイメージできる花言葉です。

「クサネム」は水田の雑草ですが、イネの育成をそこまで邪魔する訳ではありません。

イネと同じような高さに育ち、収穫用の機械で一緒に刈り取られてしまいます。

問題はこの後です。

「クサネム」の粒は厚みがあるため、等級の良い方の米に紛れてしまうのです。

色は黒いので見れば分かりますが、機械で選別するのは困難です。

当然「クサネム」が混じった米は品質が劣るものとして等級、つまり値段が下がってしまうため、農業の敵とされます。

悪い意味の花言葉なので、普通は友好的な相手に贈るのには向いていません。

テニスなどで、相手の嫌がる手を使う友人やチームメイトに贈るには合います。

創作で曲者キャラのイメージ付けに使うのも良いでしょう。

法律事務所のサイトデザインに採り入れて、裁判での強さをアピールする事は出来そうです。

この花言葉が向いていないのは、普通に仲が良い相手です。

「本当は厄介だと思われたのか」と、気を悪くするでしょう。

喧嘩になればまだ良いですが、最悪無言で距離を取られフェードアウトしかねません。

絶交したい相手なら意味は合いそうですが、嫌いなのに今も近くにいるというような相手には、直接はっきり言わないととても伝わらないでしょう。

「クサネム」の豆知識

「クサネム」は漢字で「草合歓」と書きます。

「合歓(ネム)」はマメ科特有の葉がネムノキに似ている事から付いた名です。

ネムノキは夜に葉を閉じ眠っているように見えますが、「クサネム」も同様の性質があります。

葉を閉じる様子は、男女が共に寝ている姿にも例えられ、喜びを共にする意味の「合歓」があてられたのです。

「草」の方は、「クサネム」が木質を作らない草本である事から付いていますが、それ以外にも「草競馬」など、本家に劣るものとしてのニュアンスもあります。

まとめ

「クサネム」は水田の雑草として嫌われる草で、わざわざ目を向ける事も少ないでしょう。

けれど花言葉を知っていれば、その花に気付くことも出来るかも知れません。

風景に色を足してくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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