「キリ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「キリ」の花言葉とは? 花言葉

今回は「キリ」の花をご紹介します。

「キリ」は中国が原産とも言われていて、シソ目キリ科キリ属に分類される落葉広葉樹のことを言います。

それでは、「キリ」の花言葉について見ていきましょう。

「キリ」の花言葉

「キリ」の花言葉は「高尚(こうしょう)」です。

「高尚」とは、品格や知性の程度が高く、上品であることを意味しています。

「キリ」の花言葉の由来

「キリ」の花は中国の伝説の霊鳥とされる鳳凰(ほうおう)は、「キリ」の木にだけ、とまると言われたことが由来となっています。

日本でも「キリ」は神聖な木とされ、家紋などの桐の紋章としても用いられています。

まさに、「キリ」は花言葉である「高尚」を象徴した花だと言えるでしょう。

「キリ」の豆知識

「キリ」は高木で、樹高が10mから15m程度あります。

開花時期は5月から6月頃で、淡い紫色の円錐状の花が咲きます。

また、8月から9月頃に結実し、卵型の実がなります。

この実には種子が多く入っていて、翼がついた種子は風に乗って飛んでいきます。

「キリ」の葉は緑色の単葉の広卵形で、特に裏面には密に毛があります。

「キリ」の材は桐箪笥として高級家具に利用されています。

他にも、琴や神楽の面などにも使われています。

さらに、実や葉は薬用に用いられています。

「キリ」「キリノキ」とも呼ばれています。

「キリ」の樹木は成長が早く、伐(き)ってもすぐに芽が出てくるところから、「伐(き)る」が語源となっていると言われています。

「キリ」の漢字表記は「桐」ですが、「桐」の由来は、筒状の花が咲くところから来ています。

そして、「キリ」の英語表記は、「paulownia」になります。

まとめ

「キリ」は漢語では「白桐」「榮」「泡桐」の別称があります。

「青桐(アオギリ)」と呼ばれる樹木もありますが、「白桐」とは別の植物です。

「アオギリ」はアオイ目アオイ科アオギリ属に属している落葉高木のことを表しています。

また、「キリ」は二十四節気七十二候にも登場しています。

「桐初結花(きりはじめてはなをむすぶ)」は大暑の初候で、7月22日から7月27日頃になります。

この頃は一年で最も気温が上がり、とても暑い時期になります。

「キリ」の花は初夏に咲くので、「桐初結花」は実をつけるという意味に捉えることができます。

「キリ」は樹木がよく知られていますが、高尚で美しい紫色の花にも大いに注目していきたいものです。

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