今回は「キジムシロ」という花をご紹介します。
「キジムシロ」は山野の草原や雑木林などでよく見られる植物で、バラ科キジムシロ属に分類される多年草です。
それでは「キジムシロ」の花言葉を見ていきましょう。
「キジムシロ」の花言葉
「キジムシロ」の花言葉は『明るく輝いて』です。
「キジムシロ」の花は黄色くて小さな可愛らしい花を咲かせます。
その様子からも、花言葉の『明るく輝いて』は花の印象にピッタリな感じがあります。
花によってはさまざまな色があり、それぞれの花言葉がありますが、「キジムシロ」は黄色のみになります。
「キジムシロ」の花言葉の由来
「キジムシロ」の花言葉の由来は日当たりが良い明るい場所に咲いていることから、その様子が明るく輝いているように見えます。
そこから「明るく輝いて」の花言葉が付けられたとも言われています。
愛らしい黄色い花をつける「キジムシロ」の姿は、まさに見ているだけで気持ちが明るくなるような印象を受けます。
「キジムシロ」の豆知識
「キジムシロ」の名前の由来は、葉がロゼット状に平らに広がって行く様子が、鳥の雉(キジ)が座って休むムシロに見え、それに例えられたところから来ています。
「キジムシロ」の漢字表記は「雉莚」や「雉蓆」になります。
いずれも「キジのムシロ」の意味があります。
また、「キジムシロ」は「オオキジムシロ」とも呼ばれています。
「キジのムシロ」の開花時期は4月から5月頃で、5枚の黄色い花弁があります。
葉は楕円の形をしていて、縁は鋸歯でギザギザになっています。
「キジムシロ」は日本の北海道から九州までと、朝鮮半島に分布しています。
「キジムシロ」の名前がつく植物では、他に「エチゴキジムシロ」、「エチゼンキジムシロ」、「ヒメツルキジムシロ」などが挙げられます。
いずれもバラ科キジムシロ属に属しています。
まとめ
「キジムシロ」の名前は知らなくても、すでにその花を見たことがあるかもしれません。
改めて、「キジムシロ」の名前や花の特徴、そして花言葉を知ることで、より身近に感じることができるでしょう。
「キジムシロ」は春の山野などの日当たりのよい場所に、ごく普通に見られるので比較的見つけやすい植物です。
春の時期に、散歩や散策などで歩いていたりすると、ふと「キジムシロ」の花が目に留まるかもしれません。
「キジムシロ」の黄色い小さな花たちから明るく輝くようなパワーをいただきたいものです。