見た目に可愛らしく、食べても美味しい「キイチゴ」はひとつの植物を指すのではなく、バラ科キイチゴ属に属するラズベリーやブラックベリーなど「木に実るイチゴ」の総称です。
西アジア、アフリカ、欧州、アメリカ原産の落葉小低木で、日本各地に35種が自生しています。
今回はそんな「キイチゴ」の花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「キイチゴ」の花言葉「愛情」
「キイチゴ」の花言葉ひとつめは「愛情」です。
赤く愛らしい見た目もそうですが、小鳥や小動物にも大人気の果実、ミツバチの集まる良い香りの花など、自然の恵みたっぷりのその姿が「愛情」を感じさせるところから付けられています。
大好きなあの人に、両親への感謝のしるしとして、「キイチゴ」の苗を贈って愛情を伝えてみてはいかがでしょうか。
「キイチゴ」の花言葉「謙遜」
「キイチゴ」の花言葉には「謙遜」というものもあります。
この花言葉は、「キイチゴ」の真っ赤な実に比べて花は白くて謙虚なことから来ているという説と、葉や木の大きさと比べ果実が慎ましく小ぶりだから、という説があります。
いつも控えめに頑張っている人へ、「キイチゴ」を贈って応援の気持ちを届けてみませんか。
「キイチゴ」の花言葉「後悔」
「キイチゴ」には「後悔」という花言葉もあります。
あんなに可愛い見た目なのにどうして、と思われるかもしれませんが、原因はその旺盛な繁殖力と鋭い棘。
あっという間に庭中に繁茂して、駆除しようとすると棘が邪魔をする。
そんなところから「後悔」という花言葉が付けられました。
美しいものには棘がある、という教訓は「キイチゴ」にも当てはまるのです。
「キイチゴ」の仲間の花言葉
「キイチゴ」にはたくさんの種類がありますが、有名なものにラズベリーとブラックベリーがあり、どちらもそれぞれ花言葉を持っています。
ラズベリーは「幸福な家庭」「嫉妬」、ブラックベリーは「素朴な愛」「人を思いやる心」「孤独」。
甘酸っぱい実と棘の両方を持つ二面性が、花言葉にも表されています。
まとめ
そのまま食べてもスイーツやジャムにしても美味しい「キイチゴ」の実。
耐暑性や耐寒性に優れているので、実は初心者でも育てやすい植物です。
可憐な花を楽しんだ後、美しい実を収穫できる「キイチゴ」を、ぜひあなたの生活に取り入れてみてください。